建具工事
2010年 02月 14日



玄関にはベンチもつきました。材はサクラを使用しています。隣には土間収納・下足室へと続いています。普段はそちらの入り口から室内に入る事が多いでしょう。


書斎机(左)とキッチンのバックスペース(右)
キッチン・ダイニングでは家庭菜園とお料理を楽しみたいという建て主さんの要望から、採れたてのお野菜を持って入り、洗うスペースも充分に確保しています。




リビングから書斎を見る(左)・便所・洗面室・吹き抜け部分
書斎は机下が堀こたつにもなります。こちらは畳部屋なのでお昼寝も気持ち良いことでしょう。


写真通り、大工さんは造付け家具の造作も終わっています。早いもので季節は立春も過ぎ、お庭にある梅の花も咲き始めました。
駅から少し離れていますのでいつも建設会社の社長Sさんに送ってもらっています。その中での話。「建て主も設計者選びはそれはもう、大変だと思うよ。だってね、ヤブ医者にかかったら大変だからね・・・」
「少しの病気なら治ることもあるけど、判断を誤ったら、手術台に乗ったら最後、後戻りできないからね。」
やはり、手仕事ですから工事が着工してから図面通りに行かないことはままありますが、最初の基本プランを誤ったままそのまま着工~。もう、後戻りできないということらしいです。
それを聞きながら、(思った以上に良い出来栄えで安心しました。)と思ってもらえるように頑張らないと思いました(苦笑)職人さんたちも色々な事務所の仕事を請けていますので比べて見ていると思います。やはり、設計者が違うと同じ施工者で建設して、材料がほぼ同じでもテーストが全く異なるそうです。事務所を独立した所員さんがまた、事務所を開業して設計をする・・・それでも一つとして同じものは無いそうです。
by atelier-kirara
| 2010-02-14 07:31
| 足利の家
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