工務店へ
2009年 09月 12日

午前中は別件で行政への問い合わせと姪のお世話。
夕方からは今動いている現場の電気配線等の打ち合わせに工務店Sさんの事務所に行ってきました。
事務所は地下一階地上3階の鉄骨と木造の混構造。しかし、木製サッシに障子、しっくい壁に無垢の板、打ち合わせの机からすべて無垢材による手作り。
いつ行ってもとても気持ちの良い空間です。
というワケで、いつも長居。もちろん、長く居るのは私の現場は打ち合わせることが多くて長くなるのですが・・・。構造体の木材までもが全て表しのこの現場は設備の配線などはよしなにというわけにはいきません。今日は電気屋さんを交えて、工務店の社長Sさん、私とで打ち合わせ。
写真の模型は全て実施設計が終わり、見積もりを終えた段階で製作した竣工模型。
ここまでの精度では普通は作りません。
奥に見える模型は先に打ち合わせにいらっしゃっていた設計者の方が作ってきた模型。
普段は内装ディスプレイの設計をされていて、木造の住宅を設計した経験が無いのでとお聞きしたのですが、ご親戚の為に設計したいという気持ちが込められた模型であることがじゅうぶん伝わってきました。
ご夫婦とも建築学科ご出身のようで一緒に来られていました~。
ということで、私が打ち合わせをしていたところにお話しに入り込ませてもらったという感じです。





写真の白い模型は内部の造作家具まで全て作ってあり、内部が全て見えるように細かく作ってあります。
これは内部の最終決定のプランを建て主に見てもらい、内部を最終確認する際に作った確認の為の模型。
他、計画案の段階のラフ模型が2個、軸組み模型1個と随分この家では図面以外での手間がかかっています。計画段階だけでも半年。さらに1年かけて設計していますので。


打ち合わせ後、皆で一緒に食事へ。
工務店で手がけたアジアン料理店です。(エントランス、内部のみ)
居心地が良すぎて、お客さんの回転があまりないのです。自然素材で作ったお店はいつも満席のようです。
実家に着いたのは午前様寸前(苦笑)打ち合わせが終わった時間も遅かったので。
ですが、工務店社長Sさんの仕事のやり方の方針なのでしょう。
事務所で打ち合わせをする際でも、現場に関わる職人さんを含めて、設計者と直接打ち合わせできる体制が私は安心してお任せできているのだと思います。
はい、また明日はコンサル(家づくりで悩む方のための相談員)のお仕事が都内で入っております。
by atelier-kirara
| 2009-09-12 23:50
| 足利の家
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