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妙高山 日本百名山

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20日に山友さんが計画した新潟県の妙高山に山行してきました。お天気が朝から不安定でしたが、スカイケーブルもリニューアルオープンしたし、登ってみることに。
赤い実をつけているのはツルアリオドシ。前日からの雨で地面も濡れています。
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スキー場の急坂を歩いて登山道に接続するので、結構きつい。
景色が眺められればまだ良いのですが、霧と雨で視界が悪い。
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尾瀬の燧ヶ岳をご一緒したSさんは、妙高山で日本百名山74座目。先月に妙高山へ縦走する山、火打山へ山行してきたばかり。
私は母と父が亡くなってから4年目に火打山は登りましたが、夜中土砂降りで小屋泊してピストンしてきました。
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ここから、登山道に取り付きます。
私は百名山踏破は目指してないので、母が登りたい山に登っています。
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日帰りだし、登り始めで雨だったら登らないし、装備が重たくては歩けないからと言ってスパッツもリュックのレインカバーも持ってきていない母。

私は、万が一のビバークの為に備えて防寒着、エマージョンシート、ツェルト、応急処置セットは持ち歩いてます。大体、ザック込みで9キロくらい背負います。
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登山道が落ち葉と片側切れている岩道が出てきたので、母にこのまま進むの?と聞くと
避難小屋まで行って待ってると言います。

天気予報は朝に雨が上がる予報でしたが、冷たい雨が時折強く吹きつけます。2時間程度歩いたところで、私は母と2人で引き返すことにしました。
数年前の乗鞍岳山行では、母は体が冷えて震えて居たので、これ以上歩いたら危険だと思いました。

父と15年前に百名山踏破した時の体力はもうありませんし、雪山はそれなりの装備をするので別ですが、冷たい雨のなかを長時間歩く持久力は持ち合わせていません。

そしてこの時期の山は日暮れが早く、標準タイムで歩けても妙高山は往復7時間半。きっと最終ケーブルには間に合わないから日が落ちたなかを下山して来なければなりません。
リスクが高過ぎる。

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山友のSさんとKさんは普段からソロで歩いているので、この程度の雨では体力的に問題ないので、そのまま山行していただくことに。

Kさんは、またお天気の良い日に登りたいので、私達と降りると言って一緒に降りてきました。
降りは登ってきた岩場を下るのですが、途中から谷を降りている感覚に。こんな道通ったかな?と思い、地図を見ると方角は合っていましたがコースアウトして谷を下りていることに気づきました。

道迷いしたら来た道を登り返すのが鉄則なので、下った岩場をクライミングしてきました。母が登れないところはロープで確保したり手を貸しますが、この夏は裏銀座も縦走してきたことから難なく岩場を上がる母。

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矢印のある道に戻ってきました。
霧で視界が良くない時も道迷いしやすいので、慎重に。
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漆の木が真っ赤に染まって紅葉していて綺麗。山頂駅脇にあるカフェでSさんの帰りを待つことにしました。
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Sさんから送られてくる写真はどんより曇った雨のなかの紅葉。気温も低く、寒いと。
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2枚目。山頂が…雪?樹氷が見えます。
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頭と体に氷のカケラが降ってきて、大変だった‼️の報告。
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そして…
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九合目までの冷たい雨が嘘のよう。十合目は雲の上、快晴で暑いとSさんから実況中継の画像が次々と送られてきます。
この時期の山の天気は本当にわからない。
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頂上でSさんが、カップラーメンランチをする間に私達はカフェで昼食とデザート。
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途中撤退して来たことをカフェの方にお話しするとまた来てくださいね!ということで山頂で食べるはずだった持参のカップ麺をテーブルで食べても良いことに。
外は凍えるほどの寒さ、とてもありがたかったです。

樹液ソフトクリームはカフェメニュー。
美味しく頂きました。
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そうこうしているうちにSさんが下山してきました。
7時間かかる山をランチ食べて5時間でピストンしてきました!
早い…
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今回は山頂まで行けませんでしたけど、日が長い季節にSさんがガイドしてくださるとのことです。
山友のひとりが出張が入って来られなかったので次回は皆で。
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帰りに燕温泉の岩戸屋さんに日帰り温泉でお世話になり。現在では、旅館業はされておらず民泊で朝食しか出されていないそう。湯の花咲く白濁湯なので、絶えてほしくないですね。
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その後、日本海側へ車を走らせて北国街道沿いのお寿司屋さんへ。北国街道は海野宿などに続いている街道です。
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日本海で採れた地のものを出してくださるお寿司屋さんで、ほんと美味しい。新鮮で、ここのをいただいたら関東圏のお寿司が食べられなくなる?美味しさです。
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ずわい蟹のお味噌汁。始終無言。
冷えた身体が温まります。

帰り道は渋滞していました。
後で知りましたが、この日は寒気が流れ込んで初冠雪した山々が多かったようです。
日暮れも早いので、遭難事故も増える季節ですから山を登る方はお気をつけて。

by atelier-kirara | 2024-10-24 18:16 | 登山 | Comments(0)

日々の暮らしや建築のことを書いています。お付き合いいただければ幸いです。


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