仕事から帰宅して行く予定としていた山の天気がいまいちでしたので急遽、予定を東北の山に変更。
昨年悪天候で登り損ねた宮城蔵王【熊野岳・刈田岳】に登ることにしました。
その日の夜中に起きて東北道で5時に到着しリフトが動いていませんのでその脇の登山道から歩きました。
駐車場脇の登山道から…熊注意の看板が立てられてます。
タニウツギ
ウラジロヨウラク
地盤面が削れて前日の雨でぬかるんでいて歩きづらい道。
笹藪に混じり多くの草花が咲いています。
リフトが動く時間でしたら観光でも蔵王の御釜を観に行くことは可能です。
刈田岳山頂には刈田嶺神社が鎮座しているのが見えます。手前にはレストハウス。レストハウスの近くの駐車場からも上がることが出来ます。
熊野岳(日本百名山)まで歩きますので刈田岳は戻ってから行くつもりで熊野岳山頂を目指します。
このあたりはハエマツもありますが、雷鳥はいません。小さな野鳥の姿か見えたかと思うと隠れてしまって鳴き声だけが聞こえます。
先を急ぐ母はペースが速い。足元がザレていますので怪我をしないよう気をつけて歩きます。
途中歩きながらエメラルドグリーン色をしたカルデラ湖の美しい姿が見えて気になります。
避難小屋です。噴石が飛んできても身を守れるような造りになっています。
山頂の社も噴火で飛ばされないようRC造となっています。
山頂は草花もなくザレた岩場なので早々に下山開始。火山との共生と書かれた案内板がありました。
現在まで噴火警戒レベル2
浅間山もレベル2で前掛山までの山行が出来ない状況ですが、ここ蔵王は登らしているので事前に情報が掴めずに看板を見てわかりました。
少し御釜から離れる形で巻道を選んでその登山道の脇道にはオノエランなどの花々が沢山咲いていました。
標高差400mくらいで母もこのくらいの山歩きがちょうど良かったようです。
刈田岳からも御釜の様子を見ることが出来ます。歩いて来た方がこちらから御釜が見通せるのは珍しいそう。
良い日に来れたと思います。
山頂は神社鳥居の内側にあります。目立ちませんが近くに三角点△があります。こちらの社もRC造です。
母は神主さんに御朱印を授かりました。
私はその近くで蜂の🐝観察と人なつこそうな野鳥【ビンズイ】を見つけて撮影。近くに寄っても逃げる様子もなく、動画を撮らせてくれました。
撮影している間、得意そうに喉を震わせて美声で歌う彼?羽を伸ばしてリラックス。余裕があります。
帰りは母の希望でリフトを使いました。あっという間に下山しましたが、途中にシャクナゲが群生しているのを見ることが出来ました。
そして帰路は高速を使わずに宮城蔵王から福島、郡山、白河、那須を経由して宇都宮からさいたまへ。
国道4号線をひたすら走る。
途中気になっていたらーめん屋さんにIN
駐車場が広く、古民家の佇まい。母が妹が東北大に行くと決まった際に父と自転車などの荷物を積んで仙台に行く途中で立ち寄ったらーめん屋さんとのこと。
夕方でダンプなどの車が沢山入っていたので、きっと美味しいらーめんなのだろうとのことで入ったら美味しかったそう。今も変わらず営業なさっていました。
幅広のちぢれ麺で手打ちでもっちり。
スープは飲み干しても問題ないくらい優しいお味がしました。
ここ最近、母連れて出掛ける際は父との思い出を辿る旅になっています。
連休中初日としていますが、お休みは一日のみです。