造り付け家具
2024年 07月 10日
洗面化粧台の天板と幕板ですが、造付けにすることが多いです。水まわりでも樹種を考えれば何も問題なく、クレームを受けたこともありません。
樹脂製などの洗面化粧台に関する不具合(年月がある程度経ってからなので不具合ではなく経年劣化も含んで居ると思います)はよく聞く話です。
高いお金を出して設置したのに20年くらいで劣化してしまうの?と思っているのは母の世代なのかもしれません。必ず住設備機器には保証期間がありますから、それを経過すればご自身で費用を払ってなおさなくてはなりません。(欠陥などでリコールがかかっている製品は別)
新築で見積もりが高く出てしまった場合には設備などからグレードを落とすことをおすすめしています。構造体とか家を維持する基本性能の部位のグレードを落とすのはおすすめではありません。理由は、後から大掛かりなリフォームでもしない限りは改修不可能だからです。
なので、造付け家具も壁と一体でつくる場合にはよーく検討が必要です。
ですが、造付けは住む方の使い勝手にあわせて自由に設計出来ますから満足度も高くなります。
by atelier-kirara
| 2024-07-10 07:03
| 仕事諸々
|
Comments(0)