母と母のお友達と箱根の金時山に行って来ました。
梅雨入り間近の季節はお天気も安定しないので、計画しても流れることが多いですね。
母のお友達と一緒なので、新ルートの初心者でも歩きやすい道からアクセスすることにしました。低山なので、標高を上げた位置から歩き始めても高山病になる心配はあまり無いかと思います。
岩場やロープも少しあっって変化が楽しめます。岩場はストック無しで3点支持で登りますが、このくらいの岩場ではストックで登る母。
途中、景色が開けると遠くに芦ノ湖、大涌谷が見えます。
神奈川住まいの時は、足柄もよく訪ねたので懐かしい景色です。
景色やお花を楽しみながら歩くと、山頂まであっという間。
金時山の茶屋『金時娘さん』で有名ですね。
神奈川育ちの方は、金時山は学校の遠足で登ったこともある馴染みのお山かと思います。お店のおじさまはお話し好きの気さくな方。常連さんもいらっしゃって、2kgのダンベルをザックの中に入れて歩いていると言うお兄さんは、夏山アルプス山行の訓練で地元のお山『金時山』に登りに来ているとのことでした。
2人組のお兄さん方は、小屋泊ではなくて、いつもテント泊とのこと。
少し待っていると、茶屋名物のなめこ汁が提供されました。
器が大きい!たっぷりなめこ。他にネギ、揚げ、しめじも入っています。
持参して来たおにぎりと一緒に食べてお腹いっぱい。
この景色を眺めながらいただく食事は格別です。
始終、少し雪化粧した富士山が姿を見せてくれていました。
金太郎伝説のある金時山は、マサカリを担いでポーズ。
黄色いのと紅色と薄いピンク色のものがありましたが、薄ピンク色のはタニウツギだったかもしれません。
花の形が先ほどのウツギと異なり、こちらはツクバネウツギ。
黄色いお花は、ウマのアシガタ。
お花では見分けがつかないので、葉の形状で種類を特定します。
星型の可愛らしい黄色いお花は、コナスビ。
地面を這うようにして、たくさん咲いていました。
ヤシマツツジ
ナワシロイチゴ
実は酸味が強いので、ジャムにして美味しくいただけます。
山を歩いていると草花や木々に詳しくなります。毎年、尾瀬に小学校の行事に引率している山友は、地形とか、その地の成り立ちにも詳しい。
木の建築を生業としている私にとっては山歩きとそのお仲間との交流はとても勉強となることが多いです。
山頂で1時間寛いでも、往復4時間くらいの山行でした。