我が家のお茶室です。
炉じまいして風炉の季節到来。
炉は後から切っています。
父はRC造やS造が得意でしたが、自らの家はW造で設計。木造の施工ができる地元の工務店に依頼して建てたのが50年前。
父の思いもあり、あまり手を入れて来ませんでしたが、父が亡くなってから13年の間に母の希望を聞きながらキッチンを改装したり、炉を切ったりしてきました。
母娘の世帯なので、あまり大きく改装せずに部分的にしていますが、外壁や下屋の塗装などメンテナンスは行っています。
母にとっては元々住み慣れた家なので、内部の間取りを造り付け家具とし位置を変えるだけでも使い勝手がグッとあがるようです。
奈良県生駒市高山から黒竹の茶筅が届きました。
伝統工芸士、久保左文さんが作られた茶筅です。整った穂先が美しいです。一つひとつを丁寧に心を込めてつくられていらっしゃるそう。
母のお古と私の茶筅。手づくりで竹の太さや穂先も少し違があるのがわかりますか?
表千家は煤竹の茶筅を使うのですが、現在では煤竹は希少で採れないことから、黒竹で代用することが多いそうです。
こちらは、練習用の赤楽。楽焼きのひとつとされていますが、素焼きのような感じで手触りも良いです。
お抹茶は春夏秋冬楽しめますね!