迎賓館赤坂離宮が開館50周年で非公開の西の間が公開されています。本館は当日直接でも入館は出来ますが、和館は予約が必要です。
結構、しっかりとしたパンフレットを頂くことが出来ます。内部は撮影禁止なので、パンフレットが記念になります。
迎賓館に関わった建築家は片山東熊・村野藤吾・谷口吉郎です。意匠は、伝統工芸が細部に散りばめられていて見応えがありました。
欅の床、楢?の造り付け家具、桜材のテーブルなど。織物はフランスからのものや西陣織。カーテンは紋ビロード織という帯の制作にも採用される技法で絹100%
素材の品の良さが伝わる空間です。
建物はネオ・バロック洋式。国宝に指定されています。
庭園も広く、噴水も特徴があります。
南側に主庭がありますが、その噴水は創設当時からのもので、国宝に指定されています。
水盤の上にいるのはシャチ、縁石には亀、まわりは鷲の上半身に下半身がライオンのギリシャ神話に登場するグリフォンという伝説の生物が守っているデザインとなっています。
内部の見学の後は庭園を散策。
アカバナトキワマンサクが見頃を迎え、満開でした。
マンサクは黄色い花のイメージですが、季節は3月初旬くらいなので、こちらの種は少し違うものかも知れませんね。
迎賓館の庭も外まわりも草花などで自然豊かです。仕事で来ていたこともありますが、このあたりは久しぶりに足を運びました。