御岩神社 イワウチワ
2024年 04月 13日

母と朝活。
御岩神社〜御岩山〜高鈴山へ。
御岩山は山自体が御神体で日本で唯一、神仏結合の神社として知られています。188柱の神様に参拝できるものとされているので、日本全国全ての神社にお詣りしたことになるという云われがあります。
立派な門を潜ると、三葉躑躅がお出迎え。
もう咲いているのですね!ここ数日のあたたかさで花の開花が進んだのかもしれません。
御岩神社は苔ロード。御岩山までは苔の森が続きます。
母の目的はイワカガミなのですが、石楠花や枝垂れ桜、三葉躑躅など、少し季節を前送りした花ばかりが目につきます。
イワカガミはもう終わってしまったのかしら?と母。
結局は探して見る事が出来ましたが、終わりかけの所もありました。昨年歩いた花瓶山のように登山道を塞ぐほどの群落はありませんでしたが、本当に可愛らしい花です。
この社は表参道をだいぶ歩いたところにありますが、山全体が御神体なので飲食は厳禁で登らなくてはなりません。
途中、若い男の子が朝の7:00頃なのに降りてくるのが見えたので、声をかけたところ途中で引き返して来たとのこと。
登山の格好はしっかりして居ましたが、登れないと判断したのでしょう〜。
そんなお山でも、80歳になる母はゆっくり登ります。脚腰が痛くて整形外科のリハビリに通っていても、山道を歩くと良くなると言うのですから不思議な身体です。
私は、一眼レフカメラで草花を撮りながら、後ろからついていきます。苔にまじってスギナの子が生えていたり、きのこもありました。
タチツボスミレやトウゴクサイシンなども。
高鈴山は花の百名山ですが、御岩山までの山道に小さな花がたくさん見られました。
御岩山山頂と宇宙飛行士の方が宇宙から光の柱を確認したという石の柱(石碑)のある社。
最近、TVでも放送されたようです。
上を見上げるとキブシ、ヤマザクラ、アセビ。
私は、お花はこのくらいでじゅうぶん癒されました。
高鈴山の山域では、飲食可なので少し休憩。登ってくる方が結構いますが、お話をお聞きしたところ、地元の方が多かったです。
下山は裏参道をまわります。
カタクリやシャクナゲが咲いていて、少し歩くと汗ばむ暑さ。
朝方は9℃だったのが、10時頃には23℃。
神社まで降りて来ましたら、ショウジョバカマが苔の絨毯に混じってピンクの花を咲かせていました。
山野草は、陽の光を浴びて花を開く種が多いので曇りや朝の薄暗い時間は気が付かないことがあります。
駐車場まで戻って来て、御朱印も授かった母。満喫したようで良かったです。6時半から登りはじめ下山が10時頃になりましたが、早お昼食べて帰路に着きました。
せっかく来たからには、海のものを。日立の海辺で私は海鮮丼。母は舟盛り。
高鈴山は先月、山行計画を立てましたが、私の体調不良で中止になってしまい申し訳なく。
なので、今回は母と行く約束もしていましたので下見を兼ねて。センブリが咲く頃にまた参拝したいと思いました。
それぞれに仕事をしていると、合わせるタイミングが難しいのですが、皆で山歩きするのも楽しいものです。
by atelier-kirara
| 2024-04-13 23:25
| 登山
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