初夏のような陽気のなか体調回復しましたので、母と御岳山ロックガーデンを散策してきました。
ご朱印帳を持ってきた母が社務所で書いていただいてる間に門構えを見ると、狛犬ではなく狼が御岳神社(武蔵御嶽神社)で祀られているということがわかりました。
狼を祀る神社は秩父山地の三峰神社がありますが、秩父はかつて狼が生息していたこともあり、狼信仰が強い地域です。
御嶽神社に設置されていた地図には秩父多摩甲斐国立公園とありますね。
神社へは山行の道にあるのではなく、長い階段を登って行きます。奧宮はここからさらに1時間以上はかかります。
途中にあった山の診療所。
アルプス山系では診療所を見かけますが、低山ではあまりないと思います。
それだけ沢山の人々が訪ねてくるということですね。
本日の目的であるお花【ハナネコノメソウ】ですが、3月下旬ごろまで見頃なのを母がビジターセンターの方から聞いて行きたいと言っていました。
終わりかけの花もありましたが、群生していました。
水辺に咲くので、苔のなかに咲いています。
そして、こちらはコガネネコノメソウです。
名前の通り、花弁が黄色く雄蕊も黄色です。キイロネコノメソウという種類もありますが、雄蕊はオレンジ色のようです。
先を歩いているのは母です。
私は一眼レフカメラで花を撮りながら歩いていますので、立ち止まる時間も長くゆっくりです。
見渡す限り、苔の森です。
苔の森で有名なのは長野県南佐久郡にある白駒の森が有名ですが、ここは青梅市。関東圏近郊で苔の森を見る事が出来るひとつでアクセスも容易です。
母はスマートフォンで撮っていますが、ハナネコノメソウは花自体は3ミリ程度と小さいので、手ぶれしないように撮るのが難しそうです。
滝修行の滝。白装束を着た方がこちらの滝壺に入り、修行されるそうです。近くには水場がありました。
他の花も咲き始めですが、カタクリは15輪ほど、ハシリドコロは咲き始め、ユリワサビは群生してちょうど見ごろ、タチツボスミレは少し下山してきたところで見かけました。
御神木などを見ながら順路に沿って8kmの距離を15,000歩で歩きました。母は前日まで妹と孫と石垣島から帰宅したばかり。
途中からビジターセンターにいらっしゃったご婦人に案内して頂いてカタクリを見に。
それにしても80歳を目の前にしてよく歩きます。