
古民家のお施主様、お引き渡しをしてから10年になります。
来年は東北のお施主様宅も。
月日が経つのは早いものですね!
昨日、別の仕事からの帰り道にお寄りしたので午後からとなりました。階段から見下ろしてもお引き渡しをした時と変わりありませんでした。
お施主様のご趣味で集められた小物が少し増えて、補強や補修で入れた木材の色が経年変化で飴色となっていたくらい。
江戸時代からの大戸も今も使われていて、開閉に問題ないとのこと。毎日、開閉されていても性能が衰えない凄さ。
こと大戸を支える真鍮のレールも建てられた時代のものです。
外壁まわりを見て、鏡板を一枚交換。
基本、外壁も全て無塗装なので、雨がかりの部分のほうが色の変化が進んで居ます。
茶系から銀色とへ変化しますが、木材が傷んだわけではありません。傷んだかどうかは朽ちているかどうか?湿り気があるかどうか?で判断できます。
わんちゃん部屋の足洗い場。
ルンちゃんも、今年天に召されてお施主様は寂しい思いをされました。今は、お孫さん達に囲まれて毎日が賑やかとのこと。
ポーちゃんも、ルーちゃんも優しい飼い主さんの元で老犬になるまで穏やかに暮らしたと思います。
クリスマスグッズが🎄
点灯すると可愛いクリスマスツリー。
施主様が、ご自身でカットして流し台の前に敷いたローラアシュレイのシート。
床や水まわりのお掃除も行き届いていて綺麗。
浴室は私がお引き渡しをした時にお伝え頂いた方法でこの10年間お使い頂いているので、全くカビなども生えずに写真の通りの状態を保てていますとのこと。
我が家のお風呂もリフォームから28年ですが、このような木の色合いを保てて居ますので実証済み。
蒼色の手洗器は佐賀の陶芸家の松尾伊知郎さんがこの家の為に制作してくださった器です。
コーラルピンク色の漆喰の色もだいぶ落ち着いてきました。
昨日は久しぶりにお会いして、楽しい時間も過ごすことができました。
お隣のお子様世帯のお家も3年目。
少し拝見させていただきました。
お子様世帯のお家は、ただいま子供部屋をお施主様ご自身で模様替え途中。
親世代&子世帯のお施主様です。
丁寧に住んで頂けていることに感謝。
ありがとうございます。