ダム湖のそばに佇む入之波温泉 山鳩湯に3日目は泊まりました。前日は那智勝浦で車内泊。
那智勝浦→大台ヶ原→入之波温泉まで、五十肩が余計、張るくらいの山道運転。なが〜い!!
すれ違いが出来ない箇所があり、正面衝突多発区間注意⚠️の看板を見ながら慎重に。
到着すると駐車場に沢山の車が。
日帰り入浴の方々でいっぱいでした。宿の方に縦列駐車は得意ですか?と聞かれて…得意とは言い難く。
崖に落ちないように見て下さってようやく到着。
こじんまりとしたお部屋に磨かれた無垢板の床。
とても癒される雰囲気。
ご家族でなさって居るのでしょうか。
若いお兄さんに、この建物は鉄骨造だとお聞きしました。
私達、建築に携わる者は、構造とか仕様がどのようになって居るのかを確かめる際に叩いてみる癖?がありますね。
文化財とかは以ての外ですし、調査する以外は行わないことにしています。
柱や梁型のみえがかりに木が貼ってあります。
温泉百名山ってあるのですね、初めて知りました。
ヤマクラゲ、ワラビ、木の芽などの山菜に鴨鍋。
とっても美味しく頂きました。
母が父と20年以上も前に来てとても癒される温泉だったことが忘れられず、また再訪したいと考えていたそうです。
父との思い出が残る宿。
猪鍋、鴨鍋、鹿鍋、熊鍋、他にココの名物鍋があるそう。
鮎の塩焼き、シメのおうどん、抹茶アイスクリーム。
宿の方がとても親切で、丁寧。
温泉は五十肩に効くと書いてありましたが、少し痛みが和らいだ気がします。食堂に居た金魚達が可愛い。
朝食は温泉水で炊いたご飯、アマゴの煮付け、梅干し、糠漬けなど全て手作り。
食後の珈琲も美味しい。
残ったご飯をおにぎりにして持って行きましたが、塩もなにも降って居ませんのに、とっても美味しくいただけました。
母と女将さんが、同世代。
お話をして、また来ますと言って出発。
帰りも長丁場の運転、途中、室生寺に寄る予定ではありませんでしたし、しかし道を走っているとあちらこちらに文化財に指定された建物が。
寄り道しながら建物を見てきました。
お部屋から見えた欅の木。
父と来た時よりも大きくなって居たことでしょう。