
お雛様の片付けも終わり、ついでに家の掃除。
掃除しながら家の経年劣化状況を確認しています。
浴室もトイレも23年前に改修しましたが、板張り壁は全く傷んでなく当時と同じような状態が写真。
設備機器は当時ゼネコン勤めでお得なお値段で入手しやすかったのを付けていますので古さは感じますが、TOTO製で浴室暖房乾燥機と同じくこれまで一度も故障したことがありません。
一方、クロス貼りは経年劣化で貼り替えが必要な状態。
漆喰壁も良いのですが、傷や汚れ、拭き掃除のしやすさを考えると木材一択かも知れません。好みの問題ですが、母は一つくらい山小屋みたいな感じの部屋があっても良いかも!ということなので検討できます。
ところで、浴室・洗面・浴室一体の広い空間の水まわりをタイル張りにしたお家の施主さんから当初の計画のまま床暖房設置しておいたほうが良かったかもというお話を頂きました。
床タイルは冷たさを感じさせないが売りのものにして居ますが、やっぱり冬場は冷えるとのこと。
家自体は高断熱・気密仕様ですので、室内空気は冷えることは無いのですが、やはり足元を冷やさない事が肝心ということですね。
床暖房はイニシャルコストもかかり、故障やメンテナンスもそれなりの費用がかかるので当初の計画から省くことも多いです。今回は、エアコンの風がダメとのことから設置したエアコンでは対処出来ないので、ガスの栓を壁の中に引き回しているので追々、山小屋などで使用するようなヒーターなどが利用出来ないか検討することにします。
腰壁・床:石貼り 壁・天井:檜板張り
にしたお施主さんからは冷えるといったお話は無いのですが、わが家もこの仕様で冷えません。
ただし、浴室が1坪か1.5坪程度の浴室なのでシャワーで壁面や床を熱湯でかけておくとお風呂入る際にはあたたまってしまいます。
熱湯をかけて温めるのはヒートショックを起こさない為にも有効な方法ですから、試して頂ければと思います。