数寄屋風造り 旧堀田邸【国の重要文化財指定】

佐倉城址の南東に位置する佐倉藩主　堀田正倫が築造した数寄屋風を取り入れた邸宅（国の重要文化財指定）

状態も良く、傷みも少なく良い材料が使われていることがわかります。

ちょうど紅葉もして、見頃でした。

千葉県佐倉市ですので、紅葉は既に遅しと思っていましたので喜びもひとしお。

ムクリ屋根や内部の意匠の細部に渡り美しいです。

どこから撮っても抜けがありません。

安らぎある縁側。

お庭も国指定の名勝として地元では「さくら庭園」と呼ばれて親しまれているようです。

各間で格式が異なります。天井が高く2階建てであることから隣接する病院の3階と同じくらいの高さがあります。

お庭は丘なりに造られていますのでかなり歩き応えがあります。

裏門の扁額は虫喰いで文字が読めませんでした。

旧堀田邸は以前、百年名家としてTVでも放送されて居ましたのでご覧になった方も多いと思います。

病院や特養施設の敷地を歩いた奥になりますが、特養施設の佇まいも歴史を感じさせるものです。