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骨組みの見える住まい

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今日は祖父の三十三回忌でお墓参りに行きました。
明日は埼玉県民の日でお休みの妹・姪は母連れてお墓参り後に温泉旅館へ。
私は従姉のお家へ寄りました。

築12年のこの住まいは私の設計ですが、伝統工法です。
古民家のようにコミ栓が写真でも確認できると思います。
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この時期からペレットストーブの出番。
薪ストーブよりも扱いやすいのですが、小まめにお手入れする事は変わりません。
ご主人が手がかかるほど愛着が湧くと言って居ましたが、煤けた汚れの取り方やお手入れの仕方などこの12年間で研究したらしいです。

このストーブ一台で、朝も夜も2階までが暖まるので、寒い思いをした事が無いと聞いたのでホッとしました。
消火しても温度は朝まで保たれるそう。
内部も外部も厚塗りの土・漆喰壁+断熱という仕様はこんなに大きな開口部があっても冷えないのかと実感。
断熱が効いているという事は、夏場の暑い時期も暑さを避ける事が出来ているのだと思います。

八寸・五寸の柱に6メートルの梁材。表しなので、構造材が全て化粧として見えています。
贅沢な造りですが、その安心感たるや〜という事です。

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母と年齢が近い歳の離れた従姉です。
ですが、母と同じことを言って居ました。
2階があることで階段を毎日登り降りするので、脚力が落ちずに済むという話を聞きました。
もちろん、急な階段ではなく上がりやすくはなっています。
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お庭も手入れされています。
家のメンテナンスも適宜、新築した時の工務店さんに連絡するとの事で、大切に考えて頂いていることがわかりました。

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全てが手づくりの家です。
レバーハンドルは真鍮製(堀商店)月日が経つほど味が出ます。
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寺岡の芋フライと従姉妹お手製のおはぎ。
美味しく頂きました。

ご馳走様でした。

by atelier-kirara | 2022-11-13 20:45 | ◆足利の家 | Comments(0)

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