姪の七五三&誕生日で地元のお料理屋さんで家族と。
姪は3人居ますが、これが最後の七五三です。
以前、大学時代の教授が学会帰りに施主さんの家を訪ねたいと言って古民家再生を行った施主さん宅におじゃましてからお昼時にこちらの料亭仁木屋さんに来ました。
建物は登録有形文化財指定。お料理は世界無形遺産になって居ますが、こちらのメニューのなかに『鹿児島』というのが、ありますが鹿児島出身の恩師は鹿児島産の食材が出されるのを喜んで居ました。
今日は離れのお茶室も見学出来ました。
置き水屋。比較的新しい水屋と古い水屋。
新しいほうの水屋は表千家仕様。
欄間や、窓、襖などみると書院造でしょうか。
富士山組子細工が素晴らしい。
松の絵が描かれた木製建具の窓は益々、素晴らしいものでした。時代と共に受け継ぐ職人さんは少なくなっています。
昨年お引き渡しをした施主さん家の木製建具を作ってくださった職人さんは鹿沼でこうした組子を作成している若手なので貴重な存在だと思います。
今日は野点をしますとの事で楽しみにして居ましたが、雨が降りはじめて終われました。
また次の機会に。
相変わらず、人見知りな姪です。
3人姉妹に3人の姪なので、本来なら賑やかな筈ですが。
この料理は仁木屋創業者の曾祖母様で料理研究家の小林カツ子さんの文久2年〜昭和10年の約20年前のレシピを再現しましたということがお品書きに書かれていました。
途中端折って居ますが、身体に優しく感じる味付けのお料理で美味しくきただきました。
会席はお料理と共に器も楽しめるので良いですね。
食後少し歩いて。
お写真を見ていただくと介護靴を履いていますが、ここまで回復しました。
階段はぎこちないですが、杖無しでも歩くことが出来ます。