久能山東照宮in静岡

週末の土曜日は穏やかなお天気でしたね。

国宝の社寺建築　久能山東照宮（静岡）を訪れました。

木鼻や蛙股の彫刻などが素晴らしく、どっしりとした印象。

赤漆塗り、黒漆塗りの社殿は煌びやか。

ベンガラを混ぜると赤く発色します、木材を保護する役割もします。

このような建築は日光東照宮などにも見ることができますが、現在ではこうした技術を持った職人は希少だと思います。

河津桜や寒桜がちょうど見頃。いち早く春を告げる河津桜は花の密度が高く、華やかな雰囲気。せっかくなので、花の写真を。家康公が植えた梅も満開です。梅はそろそろ見頃を終えます。1159段ある石段は17曲がり。身体が不自由な人ほど、社寺まわりしたいのにどうして社寺には階段が多いのでしょう。という質問を受けたことがあります。煩悩から離れて苦労して登ることが徳を積むということもあるようですが、神を祀る場所なので戦国時代などに建てられた社寺は攻め難い所に築造されていたと思います。

この門は、白木（着色せず）なので材が太いですね。

海の近くにあるので、傷まないように。

この日も富士山はご機嫌よく、雪化粧した姿を見せてくれました。