和風旅館に妹達と母と泊まりました。
父と母で泊まったことのある旅館なので、母にとっては思い出の場所。
●かけ流し温泉
部屋付きの縁側は川沿いなので、小鳥の声とせせらぎが聞こえます。木造4階建ての旅館は、全館源泉かけ流し温泉で世界最古の宿・ギネス認定日本随一の湧出量の宿として認定されているそうです。
●日本木造建築
水まわりに水屋が付いています。
戸当たりや竿縁、あらゆる箇所に竹が使われています。
部屋のなかを見渡すと、数寄屋を意識した意匠。
丸太で、桜、槐と色々な材を使って居ます。
宿のパンフレットでは、純和風となって居ます。
●設備 部屋にも温泉が引いてあります。
普段から、和の設計は行って居ますがどんな感じにおさまっているのかは気になるので見てしまいます。
今回、一緒に泊まったのは住宅の設計を行っている妹です。彼女は一級建築士&インテリアプランナー。
住宅設計の前は、病院設計を行う事務所で什器の設計計画をして居ました。例えば、二連式のトイレットペーパーの交換はどのようにするの?と。
住宅のアクセサリとは少し勝手が違います。
という事で、私が交換。設備機器に関しても姉妹で話が出来ます。建設現場の監理はしても、現場監督(管理)の経験は無い彼女。
旅館を訪ねると、色々な意味で参考に出来ることがありますね。
●地のもの 食材&器&伝統工芸品
甲州牛と地のもの野菜を焼くプレートは富士山二号目で採掘された溶岩とのこと。文化遺産指定になってからは、採掘されないので貴重なプレートですね。
食材や器にも拘りが見えます。
妹が用意したケーキ。昨年、コロナ禍により食事会をキャンセルした母の喜寿。
旅館からは甲府印田の小銭入れをプレゼント頂きました。母がとても喜んで居ました。
今日も快晴。