夕暮れ時、土手を歩いて仕事からの帰り道。
太陽や雲の加減で景色が変わったように見えます。
土手沿いの畑では、梅の木の枝の剪定が行われていました。枝には沢山の蕾が付いて居ましたので、お正月などに出す花で今のうちに刈り取るものなのですね。
歩いているうちに日が暮れて。
この瞬間を撮ろうと、橋の上にはカメラを抱えた人が集まって居ました。
建築の計画を立てていると、日照は少しでも確保したいこともあり、冬至と夏至で1日のうちのどのくらいの時間が計画した間取りの部屋に取り込めるか?を計算しながら検討しています。
ご夫婦が働き盛りの施主さんですと『明るはさは必要だけども日照はいらないんです。日中家に居ない事が多いので』と言う方が時々、居ます。
ですが、在宅勤務になった場合や将来的に長い目で見た時に、家に居る時間が長くなると少しでも暖かい陽射しを屋内で浴びる事ができたほうが良いはずです。
という事をご説明して納得いただいてます。
最近では、省エネや耐震などの性能向上させるための家づくりで、壁やサッシなどの開口部を後からのリフォームで変更する事は難しくなっていくのではないかと思っています。
家は簡単に使い捨て出来る物ではないので、最初が肝心です。ですが、あれこれとやりたいものを詰め込むとかえって使い難い家になってしまうので、住む方にとって外せないものを希望が10個あればそのうちの上位3個は必ず外さないように。
あとからできるものは予算に応じて。
スッキリとシンプルにしたほうが、住み心地は良いはずです。そのうちの上位ひとつが、私にしてみれば、敷地にもよりますが、出来る限り陽射しの入るあたたかい住まいということになります。
この季節に見られる花『エゴの木の花』
葉が桜ではないので、何の木?と疑問に思っていたところ、教えて頂きました。
花は、多少寒さや日陰に強いようなヤマボウシなどもありますけど、基本、元気に育つためには植物も直接の日照が必要です。
お庭づくりの時などは、ランドスケープの設計を専門に行う友達に相談や依頼する事もあります。
一級建築士を一緒に取得した仲間ですが、色々な場面で皆、活躍しているので嬉しい限りです。一緒に学んだ友達と今でも連絡し合えるのは、大変なことを一緒に乗り越えたからだと思います。
今年も、クリスマスの頃に合否の発表がありますね!
講師を務める友達などは、生徒さん達の心配をしています。私達の時は、総合合格率が8.1%だったと思います。