
文化の日は、母と以前からの山歩きの約束。
日光男体山を登りに行きました。
神社で入山料を支払い、お札を頂きました。
あとでわかった事ですが、知人の御兄弟がこちらで神主をされているとの事。
平成最後の年に今上天皇が男体山登山を計画されていたとのことですが、雨で中止になってしまったということ。是非、また登山なさる日が来ますように。
母が脚の調子が良くないというので、レインウェアなど重たいものは私が持つ。
黄色に染まる木は、カラ松。
カラ松は、製材して建築材料にも使うことができます。
山小屋などは、やはりそこの気候風土で育った材で作ることが多いので、カラ松を使うこともあります。
強度や耐朽腐性が高いが、割れや狂いやすいという性質もあり、利点ばかりではなく、欠点も活かして使用しないとなりません。
紅葉も綺麗ですが、製材した木肌も綺麗です。
経年変化とともに飴色になるので、フローリング材にも使用できますね。
神社から一合目〜四合目までのルートはハイキング。
四合目で、本格的な登山になります。
景色を眺めながら歩く。
いろは坂は早朝4時半過ぎに通過したので、紅葉していたのかどうかわからず、山の上から確認。
快晴の空に紅葉、遠くには富士山が見えました。
六合目で、山行き工程の半分。
男体山は四合目〜八合目まで急登が続きます。
七合目までは岩場もあれど、順調。母も脚の調子が歩くと改善するとの事で、大丈夫そうでした。
帰宅してからやはり、太腿の脛が痛いと言って居ましたが、2年前に姪を連れて駅の階段を下る際に階段から落ちて打ったところが病院にかかっても原因わからず、治らないようです。
七合目過ぎて、八合目まであと少し。
この時点で、登頂を断念して下山することになりました。母の事を気遣って居ましたが、私の体調が急変しこれ以上、登ることが困難になりました。
先週末から昨日まで、仕事で帰りが遅くなって睡眠が取れて居なかったせいなのかわかりませんが、目眩と吐き気が一気に押し寄せて、高山病の可能性もあるので下山を決意。
山歩きは周りにも迷惑をかけてしまいますので、自身での体調管理が大切ですが、これまでこのようなことはなかったので、反省。下山途中に声かけくださった方も居てありがたかったです。
同じ場所に戻り、母の御朱印帳に手書きで書いていただきました。
中禅寺湖やいろは坂は、大勢の人で賑わっていました。
前日にTVで今年の日光の紅葉は例年に無いくらい綺麗だということを放送していた影響かも知れませんね。
今回は、途中下山となりましたが、紅葉を楽しみながら歩けましたので、良かったです。