
お彼岸の頃に咲く花曼珠沙華【彼岸花】
子供の頃、祖母から彼岸花は摘むものではないと教わって育ちました。
家に植えると火事が出るとかの迷信だったと思います。
現在では、交配で黄色やクリーム色など様々な色がありますが、やはり赤色がしっくりしますね。
今年も、コロナ禍で巾着田【日高市】の曼珠沙華は人が集まらないように開花前に刈ってしまったようです。
赤く咲き乱れる様子に、亡くなられた方の思いを見るようです。
よく畑の畦道などで見かけるのは、ネズミ避けのようです。毒性があるので、近づかないとのこと。
花言葉は、「恋しき思い出」「独立」「思うはあなたひとり」ということから、亡くなられた大切な人を思うようなものとなっています。
最近では、コロナ禍で家族などと過ごす時間が増えて居ますが、人の尊さを常に感じるようになりました。
今あるご縁を大切に過ごせたらと思います。
畦道やお地蔵さまのそばにまとまって咲く曼珠沙華の風景を見ると、お彼岸が近づいていることを実感します。