昨日、父の月命日でお庭の花を摘んで、お寺さんに行きました。境内にある大銀杏が、実を付けて重たそう。
踏むとにおいが取れない銀杏です。
銀杏は、秋の味覚。
墓石を丁寧に拭く母の姿を見て
ここに来ると、母は気持ちが落ち着くようだということがわかりました。
さらに歩いて、寿anでランチ。
鉄板焼きのお店ですが、お魚料理なども美味しいお店です。器も楽しめますし、昼御前は1250円。
大体は、家にいる時のお昼は私が適当に作りますが、出かけた時は外で食べることもあります。
テーブルに飾られたお花も可愛いですし、生垣は竹。
植えてある木はウメもどきです。
赤い実を付けていますね。
やはり、竹の生垣でも腐らないように、笠木をまわしています。このほうが、水を吸収しやすい小口を守ることが出来ますので、良いのです。
旅館やお料理屋さんの設は、私のように主に住宅の設計を行う設計士にとっては参考になるデティールが詰まっていますから、どちらかと言えば、食事を楽しむのはもちろんのことですが、しっかり見ています。
参考に出来そうな納まりとは、色々な意味があります。
材料に関しては、予算オーバーした時の代わりの材料なども普段から店舗などを見ておくことによって、減額のヒントとなるものもあります。
お借りしていました『散り椿』電車での行き帰りで読んで居ましたが、空いた時間にも読みましたので、読了。
活字から登場人物が暮らす家の佇まいや街並み、庭の様子などが想定できて面白く感じたことや、
人への想いが尊く感じるとお聞きした通りの内容で、登場人物の誠実な生き様や、大切な人への愛情が伝わってくるような内容で久しぶりに文庫本を読んで良かったと思えました。
最近の建築士会の会報に「漫画からわかる・・・」という内容で、会員の建築家の方々が、主人公の家の間取りや家歴を考察するというもので、面白い内容の記事がありました。
少し古いもので、デビルマンやめぞん一刻。メジャーなところで、サザエさん。
住まいを見ると、家族関係やその暮らしが見えてきます。なかなか、面白い企画だと思いました。