連休ですね。
本日は、現場監理の日。
母を駅に送り届けてからその足で東北道。
行楽の車で大渋滞でした〜。PAもどこも順番待ち。
現場到着すると、ちょうど棟梁の善林さんが休憩されていました。外壁は防水紙施工まで出来上がりました。
野地板までしっかりと外壁を立ち上げています。
内部は配管、電気配線がほぼ終わり、断熱材を入れています。上棟後は棟梁ひとりで仕事をして居ますが、仕事が丁寧で早いです。
古民家再生を依頼している棟梁と同じくらいのスピードです。古民家再生は、解体しながら補修、造作していくので、手が早い職人さんでないと、いつになっても工事が終わりません。現在、業界専門誌に掲載される為、ご依頼を受けて執筆中です。
設計事務所だけではなく、住宅会社さんなどの方も読まれると思いますので、手間がかけられる案件でしたら参考にしていただきたいと思います。
ここで・・・
棟梁と電気屋さん、現場監督とで打ち合わせ。
大梁がビルトインエアコンに干渉してしまうことがわかり、取付不可能。
図面書きながら、チェックしたところなのですが、構造図よりもプレカットで梁成をあげた為、私のチェック漏れです。
意匠上問題ないところなので、壁付けのエアコンに変更することにしましたが、施主さんは、エアコングレードが上がり、性能も上がったので喜んで居ましたので、まぁ、良いかと思いました。
LDKで20帖あります。ビルトインエアコンは14畳タイプまでしかありませんが、壁付けエアコンは19畳タイプのがあります。
冷えないところを探して風を送り、左右で吹き出す温度も変えられるとのこと。
リフォームでは、高性能の設備機器を入れることが多いのですが、新築ではあまりありません。
現場監督の林さんと電気屋さんにプロとしての意見を求める施主さん。「プロであるお2人のお勧めをお聞きして、グレードを落とさず、そのままでいきます。来年からは、暑い夏も快適に過ごせるのね。まぁ〜楽しみ♡」とのこと。
毎回の現場定例会に施主さんも参加するのは、はじめてなのですが、職人さんの士気も上がりますし、モノ決めもスムーズに決めることが出来、意外と楽しく、進めることが出来ることがわかりました。
Low-Eガラス(遮熱)です。
外側アルミ、内側樹脂の複合サッシです。
施主さんは家づくりを一緒にしている実感が大きいと思います。私の設計監理を土曜日にしたことで、そのようなことになっています。