
埼玉県比企郡川原町に佇む遠山記念館。
100年住宅でも放送されましたね。
5年前に東京&埼玉で建築設計事務所を開設している勉強会仲間と訪ねました。
建具職人の親方の説明付きで、内部を見て歩きました。
その時のブログは下記にリンクしました。
『建具や家具は建物において【具】』だと説明する建具職人の親方。
少なくとも、建具が入らないと建物として成立しませんね。雨風を凌いだり、四季のある日本では外部との調湿、気密などの役割を担っているのも建具です。
季節の移変わりを部屋の中に居ながらにして楽しめるのも建具を通してです。
壁に取付ける開口位置により、見え方も違ってきます。
開口から見える景色は額縁のある絵を飾っておくのと一緒です。
建具を通して庭の見せ方、各部屋の天井高さの取り方など、用途に応じて心地よく感じる仕掛けなど、良く考えられています。
竹で組んだ障子の組子。
お洒落な感じがしますね。
この彫刻は陰陽彫り。
別の建具職人さんから、お聞きしました。
5年前の写真が出てきましたので、整理して再投稿していますので、記憶が薄れているところがあるかもしれません。ですが、何度見ても落ち着くのは和の空間ですね。