オシロイバナの咲く季節
2019年 08月 27日
オシロイバナの咲く季節。
なかなか、物事が進まない時に亡くなった父から伝わる波動。
父の命日は明日。
出棺時に空が真っ暗になり、雷と雨が降りました。その時に、庭に咲くオシロイバナに目が止まり、この花を見ると父を思い出します。
父の涙を見たのは、3度きり。
祖父(父親)の葬儀の時。
医師から本人にもう助からないので覚悟してくださいと告げられ、母が明け方病室に来た時。
危篤の際に家族から、お父さん今までありがとうございました。という言葉に頷きながら目にたくさんの涙を溜めて逝った時。
子供の頃から、我慢強くて泣いたことが無いと聞いて居ました。
人には必ず終焉というものがあります。
その中でどう生きたいのか、どう生きれば良いのかは自分次第なのだと思います。
タバコの受動喫煙を防ごうという動きが整備され、2020年からはマナーがルールとなります。
膵臓癌は、喫煙が原因だと国立がんセンターから言われてからタバコが余計に嫌いに。
建設業界でも喫煙する方は職人に多いので、木材を扱う現場なので注意することが多いです。
住居学ではタバコの室内汚染や着衣などにつく粉塵汚染度などを学びます。
これをわきまえて周りに迷惑がかからないよう吸っているのであれば、個人の嗜好の問題なので良いと思います。
建築コストが上がり、見積もりがなかなかあいませんね。周りの同業の友人に聞いても下がることは今後あと10年くらいはないよね。
との話を聞いて、私の設計方針も考えなくてはと思っています。
一般の方が図面を見てもわかりませんが、工務店さんのほうは、細かく図面を見れば、柱芯ズレなどして描いている意図がわかります。
他にも細かいところで、この仕様を崩せば空間が狭くなってしまうなどあるので、こういった仕事が慣れている施工会社でないとおさまらない図面になっています。
それをやろうとするとその手間料だけでもコストアップになります。
今、見積もり出しをしている施工会社さんは慣れているところ1社と普通の木造住宅と建築家の仕事両方をしているところなので、それは問題無いのですが、材料単価が上がってしまっています。
一度、施主さんが他に出した施工会社さんで、技術的に無理と言われて私が作れない家を設計したの?と叱られた事が過去に一度ありましたが、建築家の仕事が慣れている別の工務店さんでは無事に出来上がりました。
やろうとすれば、その施工会社さんでも出来ましたが、予算よりも三千万円は高くなってしまうので、全部構造体からのおさまりも全て考え直さないといけないとのことでした。
なので、設計の仕事だけではお受けしませんというのはそうした理由からです。
最近、図面だけ描いて欲しいとのお話がありますが全てお断りしています。
設計監理が無ければ、図面だけひとり歩きしてもおさまりません。
しばらくは検討することも多いので、お休み無しで仕事です。
愛猫の茶々が昨夜から、また肺に水が溜まり呼吸が困難になった為に病院にも連れて行きました。少し、動かせばその衝撃で息絶えてしまう状態です。
仕事をしながら、付ききりで診て居ます。
人も物もいつかなくなるならこそ美しい
ということを小林秀雄さんが言っていました。
いつかは終わりが来る、だからこそ余計愛おしいのでしょう。
悲しいけど、それもそうだと思ってしまいますという言葉を親しくしていただいている方から頂きました。
by atelier-kirara
| 2019-08-27 06:26
| 仕事諸々
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