茶道と古民家
2019年 08月 25日
お家元のお茶会で、朝から着物を着る母。
大島で行くの?と聞くと、暑いから大島で良いのとの返事。
お茶会は、本来でしたら大島はNGですが、体調のこともあるので本人が着て楽なのがいいと思いました。新陳代謝が活発になるので、薬で抑えて居ます。
祖母も、94歳の亡くなるまで毎朝髷を結い、お着物を着る人でしたので、子供の頃から見慣れていますが、私は毎日お着物で生活というのは無理だなぁと思います。
左利きなので茶巾絞りがなかなか上達しません。今年はお休みがあまり取れない状況ですから、練習はおさぼり。
お庭は、草木で賑やかですが、暑過ぎるのか、お花があまり見当たりません。
最近は、お盆過ぎでも残暑厳しく。
キバナコスモスとサルスベリ。
昨日は車で建て主さん宅にお打ち合わせに行った帰りに母を拾って、古民家レストランへ。
新潟から移築した建物は、ウダツがついて窓の位置などもバランスが取れて居ます。
下が下見板張りなのは、漆喰を傷めないようにする為です。
地域柄、雪も積もりますね。
下見板は外れるので、交換可能ですから伝統建築ならではの昔ながらの知恵です。
日本の気候風土には木造が合いますが、最近では軒の出ない住宅や省エネ制度ばかりが目立って、本来生活に安らぎを与えるはずの設えなどが後回しにされている感じがします。
気温は上がるばかりですが、それでも、風通しの良い場所を確保することは大切です。
軒が出ない住宅が増えて、外壁材も雨で汚れが流れ落ちる方法のものばかり。
ですが、軒が出て居ないと、雨漏りのリスクも大きいです。
軒が出て居ても施工の問題で雨が漏る事例も他所の現場で見ていますが、多数は軒無しが多い感じです。
by atelier-kirara
| 2019-08-25 08:47
| 仕事諸々
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