業務
2019年 07月 27日
昨日は、午前中の仕事を終え、晴海に8月の山口県でのセミナー講師の打ち合わせで寄りました。
お天気雨に降られましたが、この日は真夏のような暑さ。一時よりも湿度は低めになったと思います。
青い空が綺麗。
ビルとの間を空中で繋いでいるのが、制振装置。3つのタワービルが強風に対して煽られないような連結制振装置になります。
耐震構造は、震度7の地震でも耐えられるような設計になっています。
不特定多数の人が利用する施設や公共の施設では耐震性の確保は住宅よりも厳しいものになります。
私が、相談業務を行う財団では、大学等で地震学の研究を行なっている構造学専門の先生(教授)などがいらっしゃいます。
司法書士、弁護士、税理士、FPの方も所属していますが、相談業務を行うのにそれぞれの専門家の方々と定期的に勉強会を行なっています。
私も、こちらでは、これから住まいを作る方の為に一級建築士として相談業務を担当して11年目に入りましたが、また他に建築紛争処理の仕事もして居ます。
紛争処理には弁護士の他に専門の建築士が必要です。
設計業務が主体ですが、これらの仕事をこなすことが、知識や経験を豊かにしているような気がしています。
筆記や論文、三度に渡る面接を経験し新鮮だった記憶も、今年で5年目。
設計業務だけではなく、家を建てるには色々なことが絡む場合もあるため、建て主さんの状況により、お役に立てることもあります。
大学を卒業してから、ずっと何かしらの形で都内とは縁があります。
主にお仕事としてですが、ありがたいことかと思って居ます。
地元の埼玉では、以前、埼玉県教育委員会後援の団体が行う勉強会で古民家や民家再生のタイトルで講師をさせていただきましたが、記念誌で2ページに渡って掲載したいとご連絡をいただきました。
母からは、社会的に貢献できるものや人のためになることなどは、なるべくお受けしなさいと言われますので、ありがたくお受けしました。
母は、父と結婚前までは栃木県職で学校勤めでした。
公務員だからという事でも無いと思いますが、誠実で生真面目な性格なので、私自身も厳しく躾けられたのではないかと思います。
全てを完璧にこなすということも難しいことだと私自身は考えて居て、母よりも、もっと広い気持ちでお仕事やお付き合いをするように心がけています。
大宮駅行きのバスからの風景。
遠方にはさいたま新都心駅や高層ビル群、高速道路の陸橋が見えます。
どちらかといえば、さいたま新都心駅のほうが徒歩20分なので最寄駅ということになります。
この景色に癒されます。
都市計画として、人の居住環境はバランスが必要かと思います。なので、宅地として分譲されてもその中に緑地化された丘や林、小川などが計画されていると良いと思います。
さいたまは都心にも近く、通勤にも便利。
台地で災害も受け難いと思いますが、都内のように家屋が所狭しとひしめき合って建てられていたり、高層ビルのジャングルになってしまったりすると防災上も良くありません。
育った故郷として良い街になることを祈るばかりです。最近、宅地化が急に進み、ずっと前から計画されていた計画道路も着手されました。
なので、気になることを書いてみました。
by atelier-kirara
| 2019-07-27 08:52
| 仕事諸々
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