好きなもの
2019年 07月 21日
蒼色が好きな建て主さん。
食器も青と白、透明感のあるものが好き。
食器は北欧のメーカー、ケトルはイギリス製。
車も青色の外国車でした。
ほとんど、これからを趣味の時間として使えるような家でミニマムな家になります。
整理整頓がとても上手な方なのでセンス良く暮らして頂けるのではないかと思っています。
住宅の設計を行うにあたって、暮らし方や持ち物など、全てお話をお聞きしてます。
ブルーとホワイトがパーソナルカラーでしたら、私と同じなのでイメージしやすいですが、当然、育ってきた環境は違いますので、プランニングを行いながら、話題の中から感覚を掴みます。
一度や二度のヒアリングやお話からでは、その人の人柄や感性はわからないものです。
なので何度か会っての打ち合わせは大事。
美濃焼きのマグカップ。
これは、私が通常使用しているものですが、母の好みと私の好みはまた違います。
どちらかといえば、母はグリーンやオレンジ系。私は、ホワイトやブルー系。
実家の家具類は、楢材。これは母の好みです。
これは、これまで何度か話題にさせていただいている古民家改修の建て主さん宅のトイレですが、建て主さんはグリーン系、ピンク系が好きそうでしたので、そんな雰囲気に漆喰を着色。
材種を生かした色合いが私は好きです。
手洗器は、知り合いである鳥栖の陶芸家、松尾伊知郎さんに焼いて頂いたのは水色の陶器。
ピンク色の壁面と合わせるように少しグリーンも入っている水色にしています。
松尾さんも納得するまで、何度か焼き直してます。拘りと手間がかかってます。
改修前はこんな感じでした。
水まわりは、大正時代に建てられた本体に増築した形で取り付いていました。
減築もご提案しましたが、建坪を減らしたくないという事で、だいぶこのあたりの構造体はやり直していますが、そのままの大きさで計画。
昨日も、買ってしまったレモン牛乳。
栃木は生まれ故郷でもあり、母の実家に幼い頃しばらく居たこともあって、寄り道してしまいます。
とりあえず、現在着手している2案件に集中して、一緒に頑張って頂くしかないです。
建て主さん方は、大変さの中にも楽しみを見出してくださっていて、まえむきに一緒に進んでくださっているので、とてもありがたく思っています。
by atelier-kirara
| 2019-07-21 07:55
| 仕事諸々
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