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ホテル雅叙園東京 国宝展

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目黒のホテル雅叙園東京で行われている猫との国宝展の招待券をいただいたので、寄ってみました。
雅叙園はこれまで、何度か会合等で足を運んだことがありますが、百段階段ははじめてです。
やはり、見所は壁画でしょうか。鏝絵といって色彩漆喰絵画が各部屋や通路に描かれていて華やか。
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実際、みたところ階段は欅ですね。
百段階段という名称ですが、縁起の良い数字ということで、実際は99段で作っているそう。
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現代アートと江戸〜明治の作家による作品コラボ展。猫と人間との関わりにも長い歴史を感じることができました。
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スタバのようなバッグを見かけたので、購入しましたが、ウチのと似てます。

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母は、百段階段を以前、見に言ったことがあるようで、欅の木が素晴らしく良かったとのこと。欅や桧等が好きな母は、父が設計した、わが家は、間取りは気に入って住み心地は良いものの、材料は気に入らないとのこと。
どうやら、枠周りや敷居、階段に使われているラワンが嫌いなようです。
特に、ささくれたり、傷んだりしていませんが、やっぱり、祖父母や母世代の方には馴染まないのでしょうね。
まぁ、当時はラワンを使用した家が一般的であったことや、まだ、材料が調達出来た栃木では大工さんに直接頼めば、桧が使えたとのことで。現在でも、建築家はそのままラワン現しで使用している方も多いかと思います。

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父は、社会人として働くようになってからは専ら、RC造かSRC、S造ばかり携わっていましたから、木造は大学時代に学んだ事を頼りに図面を描いたようです。
今でも、父が手書きした青図が残っています。
リビング側はチークの突板。ダイニング側はポリ合板、和室側は江戸からかみの襖。
下屋は、瓦棒葺き。大屋根は、瓦。
北面の外壁は板金の折板。現在ではこの厚みの板を使う事は住宅ではありません。
南面の外壁は左官。
工務店直接の施工ではない事がわかります。

内部の枠周りは40年経つ今もノーメンテナンスですが、屋根・外壁のメンテナンスも15年ごとの塗装で済んで居ます。
不便なのは、2階の断熱改修をしていませんから、寒い!夏は風通し良く、涼しくて良いです。

というような、父が遺した家ですが、大学時代に影響されたのではないの?と母に言うと、清家清さんとか居たからね。との返事。
まさか、母から、建築家の清家さんの名前が出てくるとは思ってもみませんでした。
びっくり。

意外と母は色んな建築物をもう少し若い頃に見て歩いていた様子。
茶道をしているせいか、材料にはこだわりと興味があるのでよく知っているようです。
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ピアノと同じ材料の引戸はチーク。
これは、見栄えも良く、気に入っているそうです。もうしばらく、実家に手を入れる予定はありませんのでこのままです。

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Commented by touseigama696 at 2018-05-12 06:37
流石建築家の女房
ご母堂は良いものをご存じなのですね
ただ近年少し寂しいのは 古びる良さを味わるゆったりとした生活環境が失われ 家財と調和しない古さが強調されてしまう風潮です
「古び」が「無残」ではない調和
専門家の啓蒙がなければ解決
できないのかもしれませんね
よろしくお願いします(笑)
Commented by atelier-kirara at 2018-05-13 18:27
> touseigama696さん
コメントありがとうございます。
母は、屋敷内に生えていた栗の木などを何年かねかせて建築材として使用され、建てられた家で育ちました。
なので、元々、材料については拘りがあるようです。

そうですね。
「古び」が「無残」ではない調和をいかにしてとるかという事が、後世に遺すには大事な事かと思います。
by atelier-kirara | 2018-05-11 18:22 | 素材・機器 | Trackback | Comments(2)

アトリエきらら一級建築士事務所 小林輝子


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