
「中山邸」
「中山邸」(宮脇檀設計/1983年)の最後の見学会というこで見に行きました。
鉄筋コンクリート造りと木造の棍構造になります。

まもなく取り壊しになります。

人が多過ぎて、なかなか写真が撮れませんでしたが、伸びやかで気持ちのいい空間でした。
コンクリートで外を覆い、内部は木遣いに優れて居ました。
優しい性格だったと云われる建築家 宮脇檀氏の人柄が偲ばれるような造りでした。
偶然、家主にお話を聞くことが出来ました。
こんなに多くの人が来て驚いたということ。
住み心地はとても良かったとお聞きできて良かったです。
外部は家を守るための素材であって、内部は愛情溢れる木の優しい空間。
そして、組織設計事務所時代の同僚とも十数年ぶりに遭遇。声を掛けられて驚きました。
みんな、元気でいることが嬉しかったです。
それだけ、魅力ある建物だったということですね。
【下記ご案内】
私が学生の頃からお世話になっている
建築写真家の輿水進氏が若い頃に撮った
モノクロの建築写真「星川キュービクルズ/黒沢隆設計」が東京国立近代美術館日本の家展で展示されて居ます。
モノクロにプリントされた写真は、色彩がないぶん、陰影や光、形の美しさが感じられます。
モノクロ写真を美しく撮る輿水さんならではの作品に仕上がって居ます。
お時間ある方は、是非、足を運んで見てください。
私事ですが、お盆明けから、仕事や実家の所用などで少し予定いっぱいの日々を過ごして居ます。
懲りずに、今後ともお付き合い頂けますと嬉しいです。