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大火に耐えた一軒家

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地元の建築家が設計した大火に耐えた一軒家。
屋根は洋瓦、外壁はステンレスの折板とレンガの木造住宅。
裏側には松林(松は水を多く含んでいるので防風林などに向いていると言われて居ます)周りにゆとりを持たせた設計。
最近の住宅やリフォームでは、ほぼペアガラス、地域により二重ガラスにしますので、延焼を免れる条件が重なった結果だと思います。

コストは通常の1.5倍になっているということですが、結果周りと差が出たということでしょう。
古い重要建築物が焼けてしまったということも残念なことです。
被害に遭われた方のご心中お察し致します。

都内の木密地域では不燃化特区の指定を受けている地域もあります。助成金も出されて居ますのでこれからの都内でのまちづくりには必要なことです。
東京都内の数カ所が不燃化特区指定になっていることを知ったのはごく最近です。
防火地域よりは緩く、準防火地域よりは多少厳しいというところですが、設計のご依頼があってから色々と協議することになり知ることになりました。
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住まいは、災害の際にできる限り人命が護られるように安全性を考えた設計が最優先です。
素材を大切にしたものでも、造り方によっては法規制の中で対応することは可能になって居ます。

漆喰なども不燃材料ですし、燃えしろ設計なども可能ではあります。(露出させた構造材より45mmずつフカした設計)
火の怖さは周りからの貰い火です。
延焼しないような配慮が大切ですね。

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by atelier-kirara | 2016-12-30 09:00 | 旅・建築のことなど | Trackback | Comments(0)

アトリエきらら一級建築士事務所 小林輝子


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