
母が茶道の先生にいただいてきたのを挿し芽にしておいたら、大きく育ちました。
88歳になる先生のお庭には色々な茶花があるそう。
今週いっぱいは石巻→福島
建主さんのところへも伺うので東北です。石巻市までは片道401km。

昨年、職人さんがハイエースを運転しているところを撮ってくれましたが、材木などの資材を積んでいるので緊張します。
今回は、普通車ですが私は運転せずお任せです。週の後半は雨が降ったり曇りの予報ですが、晴れますように。

昨年暮れにお引渡した建主さんの住まいは築40年ほどになります。壁体内や部屋の中の造作材などが結露でカビたり腐ったりしていたのを取り除きながらリフォームしました。
冬場の環境が厳しい中で断熱性と設備と持ち堪えるように考えてあります。

このあたりの地域は、リフォームすると断熱性能を持った金属サイディングにすることが多いのですが、下見板張りにしました。
下見板張りは北国でも昔から使われて来たもので寒さや雪に耐えます。
また、寒さが厳しい地域で外壁を漆喰にする場合は気をつけなければならないです。
凍害にならないように雪が吹き付ける場所や足元周りは避けたほうが賢明ですが、最近は外壁専用の漆喰で専用の通気ボードを下地にして施工出来るものも出てきていますので、結露も殆ど起こらず、20年〜30年の耐久性をうたっている国産漆喰を使った製品もあります。
基本、漆喰は化学系の接着剤などせず石灰、水、海藻糊、砂などで、他に混ぜ物もない材料です。
その年月と共に硬化するものなので、他の壁材とは違い、メンテナンスフリーと言われています。防カビにもなるので、水周りに使われることも多いですね。

人がたくさん集まる家で、とても広いキッチンでしたが、パントリーを設けたり、対面にシンクを設けることで家事動線とキッチンをコンパクトにしました。

施工途中の写真しかありませんので、写真を撮るのと、状態のチェック。
建主さんには半年と少したったその後をお聞きして来たいと思います。