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光りと風が通る住まい 古民家再生 食卓

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キッチンで奧様が食事の用意をしてくださっています。
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廊下からは格子ガラスを介してこんな感じに見えます。
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緑色の漆喰も落ち着いてきました。外国製の漆喰に見えますが、日本製の漆喰です。
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その作業台の上の棚には雑貨屋さんのような可愛いお人形さん達が居ました。
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「ご飯ですよー。」と声をかけていただいて、きりが良いところで一度撮影を中断して食卓へ。
とても美味しそうな食事が並んでいました。
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トマトは、あけて見てびっくり!?
マリネが隠れていて。この2年間建て主さんの手づくりランチをずっと食べてきたわけですが・・・美味しくてつい、食べ過ぎます。
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食堂・居間
8畳2間の間にある板戸は右手奥の仏間の引き戸として移し、2部屋を繋げました。
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家族だけの時は台所にある円卓で食事しながらテレビを見ることもできますが、ご親戚、お友達で人数が多めの時は居間と一体になった食堂で。
板戸を開ければ台所と繋がります。この動線は大切。

奧様が焼いたバターケーキは撮影に使わせていただきました。
石のプレートがあると聞いては居ましたが、玄晶石のプレートでした。
東北のお施主さんは石巻なので、なんだか縁がありますね。
石巻は玄晶石(天然スレート)が取れるので、天然のスレート瓦の屋根の家が多く観ることができます。

近くの土手に生ける花を捜しに出かけましたが、ちょうど季節で草刈が行われた後。
カタバミは生命力があるのか、まだ土手には沢山生えていました。
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建て主さんお気に入りの飛騨の家具屋さんの椅子。
座り心地良く、ちょうどこの家の雰囲気にはぴったりで、この椅子に合わせてテーブルをデザインし、家具職人さんに作っていただきました。
食卓に吊り下がる格子の大きな照明器具は建具屋さんのアイディア。
一緒になって色々考えた結果です。

改修前
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食堂に改修した位置から居間を見る。
板戸を外し、神棚は奥の部屋に移動。
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改修後に居間にした部分。
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格子の引戸の奥の部屋をキッチンに。
建て主さんの家に初めて伺った際に長押の上に掛けてある絵が最初に目に入りました。「この家をなるべく現況に近い形で残しながらこれから先、家族が幸せに暮らす為にには」という気持ちで取り組むきっかけになったと思います。
私の母の実家は商家です。広い敷地にある2棟の蔵や家屋は引き継ぐ人も今は居なくて寂れるばかり。
母の気持ちを身近に感じてこうした住まいを引き継がれていく建て主さんのお気持ちはよくわかります。お金では買うことの出来ない家族の歴史と古い家の良さ、材木、贅沢な空間。
古民家は木組みで出来上がっていますので、再生できる可能性はどの住まいにもあります。
残せるものなら、残したいという気持ちがいつも私の中にあります。

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現在、パントリーと造付けの食器棚(緑色の漆喰壁)がある部分
古民家再生することで、どのくらい変わるのかを見ていただきたくて多めに写真をアップしています。
間取りで暮らし方を変えますが、建物全体のプロポーションは変えないことが基本です。
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by atelier-kirara | 2016-05-21 14:26 | S邸古民家再生・改修 | Trackback | Comments(0)

アトリエきらら一級建築士事務所 小林輝子


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