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【母の日】3世代住居を考える

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今朝は5時起床の朝シャワー。
昨夜疲れていたのか、食事後、部屋着に着替えて机に向かったまま眠ってしまったようです。

『アルストロメリア』
庭仕事をしながら、母が摘んできたようです。母の日なのに娘達は来てもみないしと呟いて居ました。
花言葉は「持続」・「人の気持ちを引き立てる」

釣りの友達などを見ても今日は母親と一緒に過ごしている人が多いことがわかり、居て良かったと思える日でした。

国道交通省が3世代で暮らすリフォームには所得税を差引く仕組みや、建てる際に工事費の2分の1を補助する政策を出しました。
すでに各行政などで出されていますが、便所や浴室など何項目かのウチの2種類以上を複数設置という条件がついて居ます。
出生率を上げるための政策のようですが、実の娘夫婦と暮らすのに共有の設備で足りるとかいう事になってくるし、複数設置となると建築費用も増すので、そのぶんを税金の免除で補おうとするわけで共働き家庭の役に立つかどうかは?な所はありますが、3世代で暮らす時にそういった生活が必要な人に対しては良い制度だと思います。
都心では、敷地が狭いので、有効な制度も地方では敷地はいくらでもあるのにワザワザ同じ家屋に一緒に居なくても・・・という声もあり、もう少し検討が必要ではないかと思ったりもします。

話が脱線しましたが、住まいを考えるうえで二世帯や三世帯同居では生活音やどの位の距離感が必要なのかを考えた計画が必要です。
「若い人達は私を置いて出かけてしまったのよ」とか「お昼は御寿司宅配してもらったみたいだけど声かけしないのよ」といったように家づくりの相談を受けていてよく聞く話です。

気を使わなくてお互いが楽とお話されている家庭は建主さんを見ていても、普段から付かず離れずでもきちんとコミュニケーションが取れているものです。
多世帯で生活するには、たいていの場合、気遣いと配慮が必要です。
多世帯になるほど、間取りを考える時間も多くなります。

母は、4人兄弟で祖父の役職柄、町内の人が集まったり多くの人が出入りする家庭で、育ったので、尚更そういった事に敏感です。
限られた敷地内で、三世代住宅にしたらお互いに大変な事になっていたかと思います。
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今朝の朝食は納豆卵かけごはんに自家製のぬか漬け。母が朝摘みしたさくらんぼ。
枝付きで驚きましたが、食べてみましたら甘酸っぱさが口の中に広がりました。

by atelier-kirara | 2016-05-08 18:52 | 旅・建築のことなど | Comments(0)

日々の暮らしのこと建築のことなど書いています。お付き合い頂ければ幸いです。


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