応急危険度判定
2016年 04月 17日
ライフラインなどが途絶えている地域や破損・損壊の被害が大きいエリアから優先して判定にまわっていると思います。ですが、度重なる余震で家が軋んだり、大きな亀裂やひびなどが目立ち始めたりしたら遠慮せずに被災地の方であれば公的な機関等に相談ということで問い合わせしたほうが良いと思います。
その後、友達に電話したところ、不安に感じながらもどうしたら良いのかもわからなかったそうです。
自主避難ということで、強い揺れの余震の時は怖くて車の中で寝ているとのこと。家の状況をヒアリングすると今回の地震によって不具合が生じた箇所が何カ所もあり判定をしていただく必要性を感じました。
住宅地で同じ時期に建てられている住宅が建ち並ぶ地域で新耐震基準以降のメーカーによるツーバイフォー注文住宅でご近所さん方々築年数も型式も大体同じのよう。
地震以前に相談され、一度補修のアドバイスをして治して居ますが、それだけに心配です。
被害が大きい地域を優先しなくてはいけないのはもっともなことですが、押しつぶされるという不安を感じながらも相談できずに居ることは今回の地震においては好ましいことではなく、我慢してしまっている人達が他にもいらっしゃると思います。
地震により損傷を受けた住宅で余震による人の命に関わるような二次被害が起きないように行うのが役割ですから相談の問い合わせするのは問題ないことを伝えました。