木の伐採と移植の時期
2016年 04月 14日
空もどんよりとした曇り空で雨降りの1日になりそうですね。
この時期に切った木は、質の良い木材が取れないとのこと。
葉を茂らせたり秋に向けて実をつけるのに生命力を蓄える季節。
これからは木がたくさん水を吸い上げるので、伐採には向かないようです。
質の良い材木をとるには材種によってもまちまちですが、伐採するなら10月〜3月までの間にと教えていただきました。
以前、新月伐採で静岡の天竜を訪ねたのは12月頃。私も、電動ノコギリの扱い方を林業家の方に教えていただいて太くて空に向かってまっすぐに伸びた大きな杉の木を切らせていただきました。「これなら大黒柱、その端材で床板が採れるよね」と林業家の方。
見ると、大体どんな材が取れるのかわかるそうです。
写真は、木材を保管したり、運送のために利用する集積所の木曽の土場です。
また、建て主さんの敷地に家の建替えしたり、新築する時には、庭に生えている木や大切に育てている盆栽などは1度、造園屋さんにお願いして移植したり、一時預かりしていただいたりします。
この際も、抜いたり、移動したり、また植えたりする季節が大切です。