経年変化
2016年 03月 17日

1982年に建てられたので多少の老朽化は見られましたが、経年変化でそれもまた良い感じになっていました。
当時、私は大学生で長崎に住んで居ましたが、冬休みの帰省中に観に行きました。長期の休暇は卒業設計の課題があった年を除き、たいがい帰省して表参道に事務所を構える店舗・ホテル設計を主に手掛けているデザイン事務所にアルバイトをしながら、話題のモノや良い建築物があると所長さんに教えていただいたりして足を運んでいました。

私の卒業設計は蛍と共に生きる共生をテーマとしたビオトープと丘や林を敷地内に盛り込んだ小学校(母校)の設計でしたので、多少なりとも影響を受けました。
今回は外からちらっと通りがかりに見ただけですが、22年前に見学させていただいた時よりも落ち着いた色合いになっているような印象を受けました。感じ方も人それぞれ。
陶磁器などもですが、使い込んで徐々に色が変わって古くなって色合いに深みがでてきたモノのほうが好みなので、木材にしても、石にしても、またそれらを使う建築物も古いものが個人的に好きかもしれません。
愛情かけて大切にされてきたものは、良い状態で残ります。
今日は早めに帰ることができましたので、妹宅で姪と一緒にお夕飯を。

