国産材でつくる住まい
2016年 01月 31日

私にとっては少し優しい住まい。
建材によっては呼吸が苦しかったり皮膚にかゆみが出たりしてしまいます。
ですが、新建材に限らず、自然素材でもオイル系のワックスや壁材がダメなものもありますのでそれは仕方のないことです。性能のことも考慮し、壁体内に入ってしまうものに関しては現場での設計監理の際は堪えます。
終えてから、チョコラータとカヌレとで休憩。5年前にお施主さんと打ち合わせで行き来していた頃と駅周辺は何も変わって居ませんが、少し離れて宅地開発が進んでいます。
1軒が60坪~80坪ほどある区画にゆとりを持って家が建てられています。
少し休憩しながら、メールを確認すると所属している会から「改正省エネ法が着々と進んでいますが、皆さんはその内容に対して理解はしていますか?施行されれば、伝統的な住宅を規制されるばかりでなく住文化・住まい方自体を制限されることになります。」という内容のものが届いていました。
私もこのことに関しては問題視しています。不特定多数の多くの人が出入りする施設などは既に施行されており、そうあるべきとは思いますが、個人のモノに多くの制限を加えるということは良い結果につながらないことが多いような気がしています。
外断熱が一時期流行った時期でも、経験と知識がないところで施行した結果、外壁が剥がれ落ちてしまったりする事故や設備に関しても部品の取り換え時期には生産中止になっているか、そのシステム自体が終了になって居て全部交換をしなければならなくなった。その際に、径が合わないので構造体を欠くことになってしまうなど色々な不具合の報告があとから寄せられます。
昨日もそのような話を工務店の方もされて居ました。
新しいことを始める場合は、設計のみならず、施工側も経験や使われ続けてきての結果が無いので手探り状態になりますので正直、設計する側としても悩ましいところです。
風の通りや循環・採光などを人工的に補ったりすることが本当に良いことなのかは、よく理解できない部分です。逆に体の調子が良くなった等のことがあれば適切だったと言えることかもしれませんが、それは長年住んでみてからの結果がわからないと何とも言えないところでもあり、人それぞれの感覚の部分でもあります。

妹が作っても、私が作っても、具だくさんで大きくなってしまうのは母親ゆずり。
おにぎりも大きいと言われたことがあるのもそのためです。我が家は何でも大きい!繊細のようでいて大雑把なところがあると思います。
個人的には開放的でおおらかな空間が好きです。そのため出来上がりを見ると「男性みたい」と同業の方から言われることがあります。逆に「男性なのに女性みたいな設計をする人ね」と友人に話したこともあります。
ぼんやりと口を開いているのが私。「昔から遊んで帰って来ると泥だらけ」と言うのは母親。寄り添って居る妹は二女ですので同じく設計業をしていますが、全く違うタイプのものを手がけています。私の同級生の家の設計をしたりと意外と小さなお子さんが居たりする家庭の住まいが多いので、私とは対照的です。私にご依頼される方の場合は・・・家づくり二回目という方がほぼ、9割です。
要するに新築であれば建て替え、既存であればリフォームというカテゴリーに入ってきます。それは家族の暮らしが変わったり、なんらかの事情がある場合。
そう考えると何かに特徴があってご縁があるのだと思います。
私も、築40年の昭和に建てられた実家暮らしで大した作りではありませんが、それでも父が設計して建てた家には愛着があります。また、幼いころに1年のうちの半分を過ごすことがあった祖父母の家も大好きで落ち着くことができます。
家づくりの考え方の原点は自分の育ってきた環境にあるのかも知れませんね。
なので、施主さんのお気持ちもよく分かるつもりで居ますが、それを色々と正直に話してくださることはとてもありがたいことだと思って居ます。
