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木の家

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今朝は、お抹茶と少し大きめのお菓子。
家具屋さんのレセプションで頂いた木の器にのせて。
父の設計で個室には冷暖房のないわが家は、この時期は寒い

古民家のお施主さんに、工事で変更になった部分の訂正した竣工図面を年内にはお渡したいと思ってお電話しましたら、今年は部屋の中でも薄着で居られるとのことをお聞きしてホッとひと安心。
いまの季節は、暖房に切り替えていますが、昨晩、暖房を付けた暖かさが次の日まで残っているとのこと。

古民家の再生ですが、なるべく、外とのつながりのある大きな開口を塞ぎたくないという私の気持ちもあり、お施主さんには断熱材と熱エネルギーの話をさせていただいて、次世代省エネルギー基準までは満たすことは難しいことを説明した記憶があります。
が。そこまで熱が逃げないことを想定していませんでしたので、かなり設計者としては嬉しい限りです。
断熱材を入れたのも効いていますが、縁側周りにぐるりと新設で猫間障子を入れたことが大きく効いていると思います。
<※猫間障子(ねこましょうじ)とは雪見障子のガラスの部分に上げ下げできる建具(障子)をはめ込んだものをそう呼びますが、本来は”猫間”なので、猫が出入りできるようにガラスが入っていないものだったのでしょうね。>

施工は元々、建具店ですから材料を挽いて一本、一本を作ってくださったので、桟の丈夫さも違います。障子は暖かい。
暑さや寒さを凌げる昔の人の知恵ですね。日本の気候風土に合ったものが、自然で一番居心地が良いのだと思います。これが、コンクリート造になってくると、また木や藁などとの相性も微妙になってきますので、構造体の種類に寄りますが木の家が需要が多いのはコストの面だけではない、こういったことも関係しているような気がします。

お施主さん『え~。どうしてそこで障子が止まるの?どういう仕組みになっているの?』
と言っていたのは建具取り付け工事中でのこと。
建具屋さん『それはですね・・・、企業秘密なのでナイショです(^^)』とは言わないですね!
ちゃんと建具を外して中を見せて教えてくださいました。
バネとストッパーの金具が中に取り付けてありまして、それで止まっています。

先日、スタイリストで同級生の友人が自宅がコンクリート造りなので、寒さや結露とリフォームがし難いし、意外と劣化が木造よりも早いとの相談話が出ました。
コンクリート造は手がけますが、内部の打ち放しは個人的に住み心地としてはオススメしていません。水資源が豊かで、海に囲まれ、山々に囲まれて生きてきた私たち。木が好きで、木を見ていると落ち着くと感じる人が多いのは当然の事ですね。

この年末に、現在進行中の案件も含め、連絡をとっていますが、施主さんと話すと不思議ですね??元気になります。感謝!
by atelier-kirara | 2015-12-28 09:19 | 暮らし | Comments(0)

日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子


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