2日目は、陶芸の街『建水』に向かう途中、高速道路のパーキングで地物のトウモロコシや蒸し饅頭のようなモノをいただきました。
途中、寄った漬物店内ではここでしか採れない採取したばかりの唐辛子を仕分けして居ました。これは売り物ではないとのこと。
野菜を漬けたりする際に使うという話しを伺って、一口噛んでみると、とても辛いこと!今まで口にした唐辛子の数倍の辛さで涙が止まらなくなりました。
高価な唐辛子とのことで、地元の方は大切に扱っているようでした。
キノコ鍋【中国では、菌糸鍋とのこと】⇨
動画はこちらから建水では、陶芸家のランさんや、陶芸家協会の会長さんなどにお会いした後、松尾さんは作品を納めて、私は花瓶に花を植えて欲しいとのことで活けてみました。
出来栄えは如何でしょうか?
特に材質と建具は素晴らしいです。
屋根の反り上りにしても日本では文化財の修復などを行う工務店であっても昔から伝わる型から採って時間をかけて宮大工が刻むというのに、この昆明の職人さん達は、この建物の工程全てを3カ月~5カ月で終えます。全ててが蚤、鉋、手斧などを使っての手加工。屋根の角度も受け継いだものが手に沁みついているんです。素晴らしいの一言。
北京などの首都の建築現場では地方から出てきた労働者が多く、こうしたものは作れないようですが、昆明で働くこの人達が本来の職人さんなのでしょうね。
建水から、お施主さんの輝さんが育った街、シーサンパンナへ。この地では、家畜は各家庭で放し飼いのところが多く、新鮮な食材が豊富です。地元の方は食事に対しての健康志向が強く、自分達で食べる分は山で採れた山菜やキノコなど天然のものを食材にしています。
果物も豊富。朝食はやっぱり、米麺から始まります。
亜熱帯気候と聞いていたシーサンパンナですが、毎日が雨でしたので、肌寒い毎日『雨女は縁起が良いのよ』とお聞きしてホッとしました。