建具・塗装工事
2015年 06月 20日

静岡県の天竜杉板で、サイディング厚よりも厚く挽いて居ます。長さもありますから、大工さんも大変ですが、慣れてきたのでしょうね!北面よりも良い具合に貼れていました。

お施主さんが見ても”気が付かない・わからない”ところを後々、不具合が出ないようにチェックし、必要であれば方針を立て、施工者に指示をする重要な役割です。
ですが、設計事務所との仕事が多い工務店や職人さん達はそのあたりは心得がありますので、事前にこちらが見つける前に相談や報告があります。今回の場合も、先回りして高橋さんからも質疑や報告があがってきています。




大工が作った枠材に合わせて取付けを行わなくてはいけませんので手間がかかります。特にリフォームなどの現場では取り付けた枠などは垂直・水平がとれていないことも、ままありますので建具屋だけでは無く、仕上げに近い職方ほど大変になります。
職人は他人が仕上げた仕事に対しては口出しはしないものです。なので、どんなことになっていても、請けた以上は、自分の専門範囲のモノはきちんと納まるように仕上げていきます。それがプライドなのでしょうね。
色々な現場を多く経験している大工さんはそのことを心得ている場合もありますので、工事前から仕上がりまでを想定して作りますが、たいていは大工工事が終われば別の現場に行きますので仕上がりを見ることがありません。
工事の関係者、お施主さんのご協力があってより、良いものになります。




by atelier-kirara
| 2015-06-20 11:11
| 東北W邸リフォーム・補修
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