
母がプーアル茶の茶葉を鰹節削りで削っていました。これは、お嫁入りの際に持ってきたモノで45年は経っています。
そう考えると、母は父と50年も一緒に居る事が出来なかったのだと思いました。つい、先日の14日が結婚記念日でお墓に手を合わせて居た母の姿を見ました。
鰹節削りも年季が入って、錆び付いた刃先なので手を切ってはいけないと思って。
現場に持って行ったら、棟梁のホリさんが叩いて刃先を調整してくれて、数寄屋大工の小井圡さんが研いでくれました。

厚めに削れるように、鰹節削りの底も鉋掛けしてくれてとても使いやすく、ピカピカになりました。

手描きとCADで茶室付きの建屋の図面を描いたのは、父が亡くなる前に母のために作ろうと思って居たもの。母の希望を聞いて私が図面を引きました。
その後すぐに体を壊して膵臓癌で他界してしまいましたので叶いませんでしたが、図面だけは残してあります。
お彼岸も過ぎてまた通常業務に戻って居ます。