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お彼岸の頃に

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すっかり春の陽気に虫も出てきて、お庭に雨蛙も見かけるようになりました。
東北のお施主さん宅には見かけなかったバッタも・・・。先日、ハクビシンが足場に居たとお聞きしました。
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現場には大工さんの他、建具屋さん、左官屋さん、電気工事屋さん、配管工事屋さんが入っています。石屋さん、塗装屋さん、家具屋さん、はこれから。板金屋さんも残りの銅板の仕上げに来る予定。
棟梁のホリさんと宮大工の周太郎くんは、難しい収まりのところが残っていますので、外壁の下見板を。宮大工のモリちゃんは内側からの枠周りと長押などを。
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土間を玄関ホールと吹抜けに、急勾配の階段を緩やかなL型の階段にしました。踊り場も広々として蹴上げも少なく、13段階段を18段に増やしました。写真の状況は未だ手摺下の壁が仕上がって居ません。
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2階は無駄な収納スペースを廊下の面積に充てながら廊下を広げて共有の読書コーナーを設けてあります。
寝室で灯りを灯さなくても、こちらでちょっとした夜の時間を過ごすこともできます。
一階の倉庫になってしまっていた部屋を開口を広げて、わんちゃん部屋に。
景色の眺めを重要視しています。ワンちゃん達にもストレスがかからないように色々と工夫して間取りを作りました。
建具屋のトシさんは建具を取付けるのにアゲボリをしています。最近は滅多にこのような手間をかける職人さんは居ないらしいのですが、『アゲボリ』をすることによって、外から窓が外せないようになるようです。
『アゲボリ』の動画。

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2階のトイレの腰壁を貼り終えた数寄屋大工小井圡さん。一階の床張りをしてくださっています。時間をかけて丁寧に。
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その側で左官屋さんが、吹抜けと階段周り、廊下の中塗りに入っています。出来上がると白熱灯にはアイボリー、自然光にはグリーンがかった淡いグレーに見える色合いに漆喰が仕上がって居ました。
配合を打ち合わせしましたが、アレンジを加えいただいて思った以上の仕上がりです。
階段を塗ってくださっている女性はご実家が石巻‼︎とても驚きました。こういったご縁は嬉しいですね。

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この現場で、大変なのは電気工事です。設計段階で配線を床や収納裏、造付け家具の中に通せる空間を考えてありましたが、実際解体してみて通せないところもあり、事前に遅くまで打ち合わせにお付き合いくださって、順調に進んで居ます。
昨夜も本山さんは遅くまで配線工事をして居ました。他の職方さんが帰った後にしかできない部分もあります。
傷が付かないようにしっかり養生を合板でしていますので仕上がり具合が見え難いですが、着工10カ月目。お施主さんにも各部屋の雰囲気がわかるようになって来ました。
外壁の漆喰など、まだ中塗りの状態だったりしますが、こうして部分的な写真で比べてみるとわかりやすいかと思います。
今日はお彼岸、父のお墓に手を合わせて来ました。生きて居たら今の仕事のことは喜んでくれたと思います。父はゼネコンの現場監督でしたが、木が好きで老後は隠居小屋を木で建てもらうよ。と話して居ました。
無事に工事が終えますように。

by atelier-kirara | 2015-03-21 13:51 | ◆S邸古民家再生・改修 | Comments(0)

日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子


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