
今日は現場での設計監理を終えたあと、久しぶりに『キッチンきらら』へ。
今年で5年が経ちますが、清掃が行き届いて居て状態もよく、綺麗に使っていただいて居ました。


こちらのお店は壁も天井も漆喰で仕上げて居ますが、割れも無く。ただ、4年前の東日本大震災で揺れた際に鉄骨の柱型とボートの取り合いの天井部分の漆喰には割れが入りました。施主さんはご自身で補修されて。

手づくりの水餃子。きららさんの手づくり。皮ももっちりして美味しくて、黒酢醤油がとても合います。
この日は、大家さんも居らっしゃって、お元気そうでなによりでした。
また、お野菜を無農薬で埼玉の地元で作っている(ご夫婦)がいらっしゃって居ました。
キッチンきららの新鮮なお野菜はこちらの方から仕入れをしています。お話を伺って、自然からの恵みを大切に育てていることを知り、とても嬉しくなりました。

三月はご実家に帰っていたということで、本日から開店。お店の灯りを見つけて、地元の常連さんが入って、店内が賑やかになりました。
ひとりでいらっしゃる方にもお年寄りにも優しく、皆に愛されるお店にしたいというお施主さんの希望は設計当時にお聞きして居ました。
カウンターに座って、初めまして同志のお客さんも仲良くなる不思議なお店。
大工のKさんが、きららさんが使用している包丁を見て「西岡棟梁も木屋(きや)さんで刃物類の道具は揃えたという言葉が残っているけど良いものなのだろうね!」と言うので聞いてみると、「中華包丁は重いけど、木屋さんで作ってもらったら、軽くて切れ心地も良いのよ」ということ。やはり、道具は日ごろの手入れも大切ですが、扱いやすいものがあるということが解りました。
製図用具も同じことで、最近はCAD化しましたが、私も製図ペンや定規などはコダワリがあります。描いて居て疲れません。

きららさんには無理せず、楽しくお店をして頂ければ嬉しいです。きららさんのママ友、ジュンコさんもお店のお手伝いをしてくださってお二人のお人柄で人が集まって来ています。
ご主人が、会社から帰路に着いたという事でしたが、そろそろ明日のこともあるので後ろ髪引かれる思いで、お店をあとにしました。
また、時間あるときに寄らせていただきます。今日も美味しいお食事に感謝、ごちそうさまでした。