繋がり
2015年 02月 26日

お施主さんとは初めての出会いから、一年半が経ちましたが被災後の事などをお聞きする機会もありました。
東日本大震災後に、鎌倉の教会で木の仮設住宅を建てた女川を訪ねた後、私にも何か出来ることは無いかと思っていたところにお施主さんとのご縁がありました。
津波で孤立した役所におにぎりの差し入れなどをされていたお施主さん。お聞きするお話は深く心に残りました。
お施主さんからこの編集手帳をいただきました。私の誕生日に、大切なことを頂いたと思っています。私のお知り合いのご婦人も『聞きがすと』と言うボランティアをしていますが、現地の方の声に耳を傾け聞くことは大切です。
世の中は、オリンピックのことでもちきりですが、まだまだ被災地の復興はこれからです。
また、私は仕事の関係上、最近は礼拝に行くことが出来ていませんが、宣教師の先生との学びの時間を個別にいただいています。
その中で、最近教会からひとり立ちされた方が津波で多くの被害が出た地に小さな教会を建てたとお聞きしました。
石巻なので訪ねてくださいとのことで、現場監理の際に寄りたいと思います。こちらの教会から同じパイプオルガンも運んでいるそうです。
また、礼拝時にオルガンを弾いてくださっているのは石巻から毎週末に来てくださっているビアニストの方とお聞きして私の通う教会は石巻とはとても縁が深いことを知りました。
もうすぐ暖かくなるとイースターです。私はイースターの際に受洗しました。
いまある仕事を丁寧に作り上げていくことが役割だと感じています。
私が所属する会でも被災者の方々に失った我が家の記憶をお聞きして間取り図を遺すということをされている方々がいます。
建築士ならではの職能を生かした取り組みだと思って見ています。
繋がる事で、皆さんが少しでも生活を取り戻せるように願っています。
また、被災後の3年間。石巻へは自分の誕生日のたびに訪ねていることも過去のBlogからわかりました。女川での仮設には聖母マリアの彫刻と幸せの鐘があります。
石巻へは、誕生日初めて訪ねたのは5年前になります。母に聞きましたら子供の頃、たび行って居たことも聞きました。
by atelier-kirara
| 2015-02-26 07:46
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