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お茶の時間に

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寒い朝、お抹茶を点てると凛とした空気の中にあったかい湯気がたちこめる様子が美しく感じたりします。
加湿器を使うより、茶釜から上る蒸気で加湿したほうが肌も潤う感じがします。母が居間で茶釜の水を沸かすようになってから風邪を引くことが無くなったように思います。
最近は、図面を描いているか、現場に行っているか、職人さんの工場で施主さんのところに出す材を確認しているかのいずれか。そして、ようやく仕事の合間に確定申告の書類が完成。青色申告も電話で色々聞けば教えてくれますので面倒ではありますが、自分で毎年作成して居ます。

家庭のことも、仕事のことも協力してくださる方々が身近にいるので続けていくことができ、感謝です。
そして、長年の友達からもつい最近「あと10年したら依頼するからそれまで元気で頑張っててね!!」って。そう言われてしまうとやめるわけにはいきませんね。
現在、ご依頼くださっているお施主さんからもずっとそう思い続けて時期が来たのでお声掛けいただいたとお聞きしています。長い期間温めていたものをお聞きして、その思いを現実にするということは責任重大です。

妹からも、母からも「ひとりは自由で楽しいことも多いかもしれないけど、家族は多いほど良いよ。ひとりで出来ないことは皆でできるし、食事も外出も趣味も一緒に出来る人がいるともっと生活にもハリが出るし嬉しいことも共有できるものよ」と言われました。
6年もの間、暫く自分自身の中で封印してきたことですが自分のことについても今年は目を向けていきたいと思いました。

一時でも、巡り合うのは縁があるからで人生の中で同じ時間は二度と来ません。父の死に直面してから、その時、その時間を無駄なく、しかし、ゆとりを持って生きることの大切さを考えるようになりました。
そして最近は、ほそーくながーく繋がっている方からのご連絡が多くなり、数日前、20年近くもメールでしかお話したことが無いHさんからご主人の出張で関東についてくるので、会えませんか?という連絡が来ました。小さなお子さん連れなので、私から都内に行くことにしました。
あるところにお引越しをされる際に、色々とお話をお聞きした経緯があります。専門書の書籍が多く、床が抜ける&床が下がることを心配されていました。
ピアノや金庫、大量の書籍を置く方の住まいは事前に積載荷重を検討します。Hさんの心配通りに、通常以上の荷重がかかる所には下地をしっかり作らないといけません。
借家住まいの大学時代の同級生は、やはり書籍などが多くて床が下がってしまいました。
今、改修をしていますお施主さんも、アルバムなどの本が多いので2階には載せないようにお話してあります。そのぶん1階の広縁周りに図書コーナーを設けました。
しかし、1階の床は上げてみたら床下に潜り調査した際にはわからなかった傷みがあった為、計画変更で三尺ピッチの格子状に4寸角材で固めてありますのでピアノや金庫が載っても大丈夫なくらいです。

いつも初めましては緊張します。
来月なのですが、ここのところ昔からの友人や同級生から、ご連絡いただくことも多くなりました。

by atelier-kirara | 2015-02-20 05:27 | 暮らし | Comments(0)

日々の暮らしのこと建築のことなど書いています。お付き合い頂ければ幸いです。


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