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ワタシ流 暮らし方 ☆アトリエきらら一級建築士事務所☆ 日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子

木建具「建具職人の技」

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昨日は都内での仕事を終えて、夕方から建具の打ち合わせに建具屋さんのところへ。
防犯も兼ねたデティールにしているところもあり、建具表から質疑があがってきました。
工場に行くと、宮大工のモリさんが書斎、ワンちゃんのプレイルームに設置する机になる板を削ってくださっていましたが、ナラ材なので大変そうです。
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建具の障子桟の組子を作ってくださって居るのは、建具屋さんで一番年長のお爺さま。
まだ、ご自身の歯でお食事も美味しくいただけて、視力も良く、ダンス教室に通っていらっしゃるそうです。若い!
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一般の住宅ですので、猿頬にはしていませんが『切返し』で見栄えも綺麗な仕上がりになっています。
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ペアガラスの入る建具はシール溝も彫り込みしてあります。写真は内側面なので、硝子を押さえる押渕面です。
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こちらが、表面です。木肌が綺麗です。
今回は、檜と杉の二種類の建具を作っていただいてます。家具は桜やタモ、チークですが場所に合わせて考えてます。
私が描いた建具の設計図は框が意図的に細くなっているのですが『やって見るよ!』と言ってくださって、出来上がって居ました。
文化財などの仕事を複数抱えながら、お施主さんのところの建具も作って居ますので工場内で違いが確認できますが、手間のかかる細工の違いだけで良い仕上がりです。
結局、帰宅は22時を回って居ました。

私はお寺さんの庫裡の図面を先ずはスケッチで起こしました。
どうもCADは計画には向いてないので、いつも手書きをしてからCADに写して居ます。
アナログでは、物足りない時代ですが、作る側の職人さんにもお施主さんにも本当は手書きのほうが設計意図が伝わり易いという傾向があるようです。
今夜から東北に持って行く材の準備をして、週末は大雪の予報ですが行って参ります。

a0129492_9194934.jpgテーブルを作るのでスケッチを描いてみました。お施主さんとご一緒に見た(偶然にも、以前、私が店舗を設計した際に入れた椅子でした)椅子の寸法で大丈夫そうでした。欧米ではテーブルの高さがあるものがありますが、日本人の体型や日本の部屋に合う寸法(椅子に座り、テーブル越しに窓を通して観える景色の見え方がとても重要です)というものがありますのでそれも考慮に入れて検討しています。
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by atelier-kirara | 2015-02-05 06:21 | S邸古民家再生・改修 | Trackback | Comments(0)