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漆の柱と現場監理

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玄関ホールの中心に立てた6寸の柱。
カシュー塗りから漆塗りに変更しての作業です。今朝もKさんが最終の仕上げを刷毛で丁寧に塗ってくださっていました。
外の下見板や内部の造作工事に入って来ています。現場、『ここはどうしますか?』という質疑も多くなりました。
職人さんがこうしたほうが収まりが良いという意見も聞き、判断しています。

設計事務所の役割りは、お施主さんのかわりに監理に第3者の立場で入っている事です。
施工会社内部に設計者がいる場合もありますが、社員の一人ですから立場的に違います。私
もかつて建設会社の社員だっこともあるので役割りなどが全く違うことを感じています。

施工側から『このほうが良いよ』と言われても全体の仕上がりを数か月、事務所のほうで検討しながら書いた図面の内容を把握し、イメージするのは一般の方では難しいこともあります。
施工者側がお施主さんに直接聞くというのはNGです。もし聞かれた場合は、即答せず、設計者に確認取ることが大切。
今月は、設計事務所の役割りについて話す講義の機会があるので話題にあげてみました。
既に施工してしまったものを後から手直しさせるという事は避けなくてはいけません。
それは見た目は元に戻るかもしれませんが、折角作ったものをまたやり変えるということは1度目よりも大概出来は良くないと私は考えて居ます。
ちなみに、こちらの現場ではこれらの役割りが出来て居ます。
『そのほうがもちろん簡単、でもこうしたほうが見栄えも良いし手間かかるけど収まりもいいよね!じゃ、それでやりましょう』と棟梁。デザインだけでは無く、コストにも影響しますので、施工側との連携も必要ですが、必ず相談していただきながら現場を進めています。

また、平成26年12月以降に施工契約した事を条件に新築、中古、リフォームにエコポイントが申請できます。昨年末に閣議決定されたばかりのものなので詳しくはそれぞれの依頼先の設計士に聞かれて見てください。


by atelier-kirara | 2015-01-10 03:53 | ◆S邸古民家再生・改修 | Comments(0)

日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子


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