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雨戸の工夫

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11月も半ば、連日お天気も良くて外壁の雨戸周りを大工のHさんが作ってくださって居ます。
雨戸は戸袋には引き込まれません。雨戸自体が、外壁の意匠と一体になるように考えてあります。常に使う雨戸だからこそ出来る事ですが、雨戸を閉めた時に見える板は綺麗に木目のそろった杉板です。
戸袋なしの雨戸を設計した私の趣旨は、意匠的にスッキリ見せる事以外にも防犯や、ここ最近の異常気象で大型の台風が来た時、強い風が吹く時、大雪の時、地震の時などガラス窓を守るために、常日頃から習慣で簡単に使っていただけるように考えて設置して居ます。また身の安全の確保。ガラスが割れて怪我をするようなことがあってはいけませんし、遮光カーテンを入れるよりも、雨戸や襖戸を入れるほうが必要に応じて場合によっては通風の工夫も建具で出来ます。
今月は財団で戸建リフォームの講師もあったり、何かと用事がありますが、プロパーでお請けして居ます仕事優先です

ブログに載せる大工さんの技は棟梁に確認して読んでもらう事に〜。18年間ブログ(昔はブログというものではありませんでしたが、私が読んでもらうためにホームページを作り出したのは2000年です)を続けていますが、施主さん以外にも施工してくださってきた大工さんたちも読んでいます。
当時から続けている方々は本当に稀になりましたが、書く内容を変えずに今も続けている友人は一人います。私は書く内容は少しずつ変化して居ますが、コツコツと続けていくことも特技のうちで長いほうだと思います。

そういえば、妹の旦那のお父さんは大工棟梁で沢山のお弟子さんを抱えて仕事をしていましたが、亡くなられてから数年経ち大工道具もそのまま遺してあるそうです。お弁当を一緒に棟梁と食べながら話題にあがったのですが、手刻みの出来る時代のそうした大工さんが持っている工具は貴重なものなのだそうです。
私が所属する伝統木構造の会でも大工会メンバーの大工さんたちが、刻みをする際に色々な道具を扱っているのを見ることはありますが、本当に道具はあげればきりが無いほどありますね。
再来週は、お寺の庫裡の刻みの見学会が出ていますが色々と工夫があるようです。来週は運営委員会ですが、なるべく行くようにしたいものの、出席がちょっと微妙。
建具屋さんの事務所で製作過程を見ながら図面を書いている進み具合に拠ります。建具につける金物は、私の当初の希望通り堀商店のものに、予算配分を見ながら。
現在、現場居ない時もTさんが見てくださって居ますが、職人さんとの直接工事が多くなるようでしたら、私は既に一級建築施工管理技師の資格要件は満たしている+学科免除の状況なので、時期を見て取りたいと思います。父がそうでしたように、何れはと思って居ましたが、設計事務所に身を置いているうちに必要性を感じなくなりそのままにしていました。

資格は、取得してもただの持ち腐れになるケースもあり、最近は更新費用もかさむ為、取得は吟味しています。実務で常に使うものでしたら、知識も技術も向上しますので資格も無駄にはなりませんね。
大工さんも、建具屋さんもそれぞれに技術検定などあるそうで、学科から実技の試験があるそうです。体を動かしながらの学科の勉強は大変かと思いますが、現場に入っている見習い過程の職人さん方には頑張って欲しいです。
by atelier-kirara | 2014-11-15 16:31 | ◆S邸古民家再生・改修 | Comments(0)

日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子


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