
大工さんも気合いが入る階段。
階段の踊り場には透かし彫りが入ります!ただいま、原寸手描きで私のほうで絵柄を起こしています。タイトルは『花筏とシジュウカラ』で描いています。桜の花がモチーフです。
下書きを見た建具屋さんから、専門の彫刻家に出すということですが、出来上がりはお楽しみということで‥。
階段は、大工さん、家具職人さん、数寄屋大工さん達が2日間かけて刻み、2日間かけて現場で調整しながら作りました。手摺は、設計の際に原寸で模型を作って施主さんが握りやすいようにデザインしたものです。
現場では大工さんが、何度も鉋をかけながら設計図面通りに仕上げてくださいました。
手摺も階段も見栄え良く丈夫に美しい出来映え。細かい収まりのデティールも今回は、私も現場に張り付いていることもあり、仕上げるそばから確認して居ますのでとても良い仕上がりです。
残念ながら、階段は傷付かないようにベニアで養生して居ますので、この写真では綺麗な段板が見えません。この状態はまだ1/3の仕上がり。L型で踊り場があり、18段で上りきる緩やかな階段です。